SFジャイアンツの強さ
今年もベイブリッジシリーズがいきなり組まれています。
しかし去年と違うところが…
そう、ジャイアンツはワールドチャンピオンなのです。
ベイエリアに両者が移ってきてからA’sは71,72,73、89年の4回ワールドチャンピオンに輝いています。
一方ジャイアンツは初めて。
けど過去の栄光は褪せる事はありませんがやはり新しいほうが勢いがあります。
回数的には4回と1回ですからA’sの方がすばらしいことは確かです。
しかし去年チャンピオンになったというこれは今シーズン「最強の印籠」をかかげながら相手を迎え撃つことですからこれは非常に大きな点です。
出足不調に見えたジャイアンツですがだんだん去年の調子を取り戻しあっという間に西地区の首位に踊りでました。
そして印象的だったのが昨日のドジャース戦と今日のA’s戦。
特に守備の面でここぞというところでファインプレーが出て勝っています。
この紙一重のプレーが土壇場で出来るか出来ないかそれだけですがそれが勝利につながりますから。
ドジャース戦では9回裏ツーアウト満塁のサヨナラのピンチでライトへのヒット性のあたりをシーアホルツがダイビングキャッチをしてしのぎました。
今日のA’s戦では7回ツーアウト3塁でジャクソンが打ったセンターに抜けそうなヒット性のあたりをセカンドのサンチェスがダイビングキャッチで捕り0点で抑えました。
どれもここ1番というところでピンチを乗り越えています。
去年何名か他チームを戦力外にされた選手が今は主力として輝きを取り戻しています。
まさかこんなにうまくいくとはゼネラルマネージャーもしてやったりといったところでしょう。
悔しいですがお金も人気もあるジャイアンツが本来A’sがやらなきゃいけないチームづくりに成功しています。
さてそれ故にチケットが高騰してしまいこの人気シリーズもプレミアチケットとなり残念ながら家での観戦。
まあ今日の試合内容とチケットの価格(残ってたチケットは$80以上の席のみ)を考えれば行かなくて正解でした。
これでA’sは3連敗。
どうもいつもの感じで負けていていかんですね。
しかも今日ローテーションの2人、ブランドン・マッカーシーとタイソン・ロスの二人が故障者リスト入り。
シーズン前は投手が余剰気味だったのが抑えのベイリーとハーデンがいきなり故障し今だ復帰できず。
さらにブレーデンも怪我。
シーズン前の予想先発陣から4人がいなくなり抑えのエースも不在となる緊急事態です。
ここ1番、何とか乗り切れるかどうかA’sの早くも今シーズンを占う時が訪れているようです。