ジョシュ・レディックがゴールドグラブ賞受賞

ジョシュ・レディックがアメリカン・リーグの外野手部門のライトでゴールドグラブ賞を取りました。

私見ですが守備のセンスというよりは全力プレー、ハッスルプレーで取れた賞ではないかと思っています。

と、ややゴールドグラブ賞受賞に懐疑的な面があるとでも言いたげな感じを受けるかもしれませんがそもそもゴールデングラブ賞はセンス云々は受賞に関係なくレディックが安定した守備を披露したのだから受賞は当然です。

よく頑張ったと思います!おめでとう!レディック^^)

さてなぜこう言う書き出し方をするのかというと外野の守備センスにおいてA'sではセスペデス、ココという凄いプレーヤーが2人いるのにどちらもゴールドグラブは取れませんでした。

理由は2つあると思います。

1つは両者とも怪我で出場試合がやや少なかったこと。

もう一つは大きな欠点を抱えてること。

セスペデスは肩の強さと打球の落下地点にまで到達する走力はメジャーでも屈指どころかおそらくナンバー1の持ち主です。
近い将来ゴールドグラブ賞の常連となるのではと見ています。

ところがやや才能に溺れてる節があります。

例えばレフト線の2塁打における打者走者の動き、それからランナー1塁などでレフト前ヒットや左中間ヒットでボールを捕りに行く時彼はずーっとランナーの動きを見ながら捕球に行くのでややもすると走者に次の塁を簡単に許してしまう危険があります。
セスペデスとしては相手に油断をさせておいて次の塁を狙いに来たら俺のレーザービームで刺してやるといったところでしょうがそんなにうまくいくプレーはどんなにやっても年に2,3回でしょう。
だとすると走者の動きを注視するのはそこそこに外野手はすぐにボールを捕球して内野に返すと言う基本的なプレーをする必要があるかと思います。

今シーズンいくつかそんな目に余る場面を目撃しており結果的に進塁を許した場面がありました。

さらに言えば開幕直後の何試合かでボールを好捕したかと思えば落球するという
場面もありました。

せっかくアウトに出来たのに…

これらを克服しない限りは評価されないだろうなーー;)

才能はピカイチです。
後はそれを生かせるかどうかにセスペデスのゴールドグラブ賞は掛ってると思います。

ココの守備能力、特に打球判断と捕球能力はセスペデスよりも優れているでしょう。

ただ…

この人は肩が異常なほど弱すぎる><)

もうこれは仕方ないです、天性?のものですから。

彼をセンターという外野手でも一番守備範囲と肩の強さを必要とするポジションで起用するのは「博打(バクチ)」なのです。

ココのような守備センスにセスペデスの肩が備わっていたなら…)

シーズン中いつもそんなことを考えていましたがもしそんな選手だとしたら…

もちろん他のチームに獲られたでしょうなーー;)

まあどちらの選手にもファンとしては歯がゆい思いはありますがそれに比べるとレディックの守備は安心して見ていられました。

レディックはメジャーリーガーとしてフル出場したのは今年が初めて、つまり実質1年目のプレーヤーです。
それゆえ守備も打撃も相手には未知な部分もあり大胆に攻めてきたところもあるかと思います。

そうなるといろいろ研究されて2年目を迎える来年以降の成績がどうなるかが注目です。

しかしA'sは2016年までレディックとの契約を更新したようです。

まあいつものように表向きなのかもしれないが…一応レディックを主力の一部として残しつつチーム作りをしていくようだ…)

今年はやや出来過ぎた感もありますが彼にはまだ未知な力が備わっている気もします。

レディック!来年も頼んだぞ!)

ゴールドグラブ賞おめでとう!&そしてこれからもA'sをよろしくね!

Go!レディック!^0^)