続く夢?覚める夢??
2012年も残り僅かです。
各チームとも大規模な移籍市場であったウィンターミーティングが終わったとはいえまだまだ来年へのチームづくりは続きます。
そんな中、私の中では今年一年のA'sで感じた興奮が未だにくすぶっています。
そう、それはまるでバーベキューやたき火で消せ切れない残り火の熱のように。
何とも未練がましくも思えるかもしれませんが…私の性格のせいであるかもしれません^^;)
しかし
それだけ今年のA'sは凄かったというか凄かったし2006年以降のA'sの低迷ぶりを、特に現地で見てきた者としては今年までのいろんな思いが溜まってたこともありその蓄積が余計に私を未練がましくさせます。
来年もいけるのではないか?
こんな程度で感情が左右されるなら、レッドソックスやホワイトソックスファンはもっと屈辱な日々を過ごしていたんだろうしカブスファンに至っては人格まで変わってしまってるんじゃなかろうか?
どんなに他チームが補強してA'sからゴームズやマッカーシーが抜けたとしても「来年も同じことが起きる」と期待しているのです。
来年もいけるはず…
馬鹿だな、そんなに良い年ばかり続くわけないじゃん
毎年開幕前はポジティブに考えようとする自分にもう一人のネガティブな自分がささやくようにそれは今のA'sを見れば誰もがそう思うのです。
先日あるメジャーリーグライターもされてる方と一緒にお酒を飲みました。
その方曰く今年のA'sの快進撃は10年に一度の奇跡だと。
私は、
(いや〜もっとじゃねえか?A'sの頑張りだけなら10年に一度なんだけどそれプラス特にその相手だったレンジャーズやエンジェルスがあ・れ・だ・けの補強をした上での地区優勝だったから)
そして来年もA'sの快進撃が続くと思いますか?という私の質問に対する答えは
「さすがにそんなには続かないでしょう」
とややあしらわれた感じでした。
…
ん〜まあそうだろうな…)
自分がいくらA'sファンとはいえ、そして今年の快進撃がまだ心の中でくすぶっているとしても冷静に考えれば周りの評価とはそういうものです。
未練がましいのかな…)
まるで片思いの女の子にふられてもその子が結婚するまで何とかなるという妄想にも似たような感覚…
あっ、一つお断りしておきますけど自分が今その立場だというわけではありませんよ!
さてなぜそんな感覚を今日書いたかというとエンジェルスがまたもややってくれました。
レンジャーズの主砲、ジョシュ・ハミルトンと5年1億2500万ドルで契約したのです。
かああ…なんなんだエンジェルスは!?ー0ー;)
エンジェルスは今オフ投手陣の5本柱だったグレンキー、ヘーレン、サンタナの3人そしてライトのトリー・ハンターとの再契約を見送り年俸削減と少しは若手の底上げを図るのかと思いきや…
ハミルトンに5年!しかも年平均20億かよ!
去年の補強に失敗?してまたこれか?
今のハミルトンならバーノン・ウェルズという同じような不良債権になることも考えられます。
チーム内に年俸20億の使えない選手が2人もいるって素敵だな〜)
ハミルトン、確かに凄い選手…でした。
A'sも幾度となく痛い目に遭わされています。
しかし今年のレギュラーシーズンの最終戦でのフライエラーまたその前のシリーズでのセンター前ヒットをトンネルしたようにここぞという場面でA'sはハミルトンに助けられました。
来年も再現なるとは言い切れませんがなる可能性もあります。
むしろハンターの方が嫌な存在だったな…
エンジェルスはネームバリューで凄いチームです。
しかしそれは今までの実力が機能した場合ということです。
ネームバリューが凄い選手が揃っても勝てないのは今年のエンジェルスをみても明らかです。
そして主力の流失が止まらないレンジャーズ。
ん?
A'sは来年もいけるんじゃねえか?
私が安易にそう考えてもおかしくないという状況です。
しかし一言言いたい。
それは今までのパターンなら安易な考え方であると言えますが今年私がオークランドで感じたA'sの粘り、成長は今年だけでは終わらないと…信じてます。
若い連中ばかりですから今年の活躍は自信になるしそれを見た次のA'sの新人が希望を持ってプレーするでしょう。
まだショートを誰にするか決めてないようですが(私はブランドン・ヒックスが良いと思う)来年も夢の続きを見てみたいです。