3日目 発見シリーズ その1
ビロドーさん誰かと話しています。
相手は南米系の年の頃50過ぎぐらいの男性でA’sのフードパーカーを着てます。
ビロドーさん「Shin,誰かわかるかい?」
私「いや…わからない(しかし誰かに似ているな…)」
ビロドーさん「ジオのお父さんだ」
私「えっ?ほんと!?」
よく見ると目元あたりがそっくりです。
そうか!ジオのお父さんか!
ジオ・ゴンザレス
A’sの若き左腕でケイヒル、アンダーソン、ブレーデンそしてジオの若手4本柱の一人です。
へえ、まさかこんなところで。
いや実は今日の先発はジオだったのでそれで応援にきてこのホテルに滞在したそうです。
それにしてもすごい偶然。
一応どこまで相手にしてくれるかわからないけどこちらも挨拶。
するとあちらもビロドーさんから「Matui Land」のこと、今朝このホテルから日本のTVに出たこと、それに彼も居たんだよと紹介してくれてたらしく
「Hi! How are you doing?」
と握手をしてくれました。
それからジオのことをいろいろ話してくれて私もうなずきながら聞いてました。
そして私が「ジオはファンをとても大切にするナイスガイなんだよ、サインもみんなにしてくれるんだ!」
と横に居るビロドーさんに言うと
ジオのお父さんが
「そう!あいつが小さいときにある有名な選手にサインを求めたら無視されて嫌な思いをしたんだ。だからもしお前がメジャーリーガーになったならファンを大切にしなさいと言ってあったんだ。
だがあいつはちょっとおしゃべりの度が過ぎていてね、俺も恥ずかしい思いをしてるんだよ(笑)」
また松井選手に関して
「ジオは松井の隣のロッカーだと言っていたがとにかく彼は物静かというか常にプレッシャーと戦っている男らしい。考えても見ろ?ヤンキースではジーターもA・ロッドもテシェイラもいた。エンジェルスにはアブレイユやハンターがいた。A’sには誰もいない、彼しかいないんだぜ」
と思わぬエピソードも話してくれました。
何とも気さくな方です。
それでもって今日はまたこのホテルに戻ってくるのか?と聞かれ本人に会わせてやるぞみたいな感じのことを言われましたがこの後チェックアウトをしたらもう戻ってこないと言いました。
なら球場で。
けど試合前は会えないから試合終了後はどう?と聞き返しましたが試合終了後も忙しいからな…会えるかは約束できない、けど俺を見かけたら声を掛けろよ!
と言ってくれました。
まあ実現性は低いけどそれでも会えるかもしれないしそう言って貰えたことがうれしかったです。
そして記念写真を一緒に。
ん〜この忙しい記念すべき日にまさかの出会いです。
睡眠不足とテレビ出演が終わった安堵感からきた疲れも一気に吹っ飛びました。
人の縁がまた次の縁を呼んでくれる。
ジオのお父さんを発見してくれたビロドーさんに感謝です。