ストックトン・ポート


A’s、実は今日も負けました。

もう落ちるところまで落ちてくれ(−−)

5連敗とは対照的にマリナーズが5連勝、ゲーム差は一気に縮まりそれどころかレンジャーズ、エンジェルスももたついているのでア・リーグ西地区は全チームたいした貯金が無いままゲーム差無しかそのあたりでうろうろするという大混戦。

勝手にやっててください(−−;)

さて今日私は渡米後初めて、人生初めてマイナーリーグの試合を観にいきました。

場所はオークランドから車で1時間30分ぐらいのストックトンという町です。

ここにはA’sの1Aであるストックトン・ポートというチームがあります。

かつては今A’sで活躍しているブレイデン、ケーヒル、アンダーソン、カート・スズキ、パウエルといった選手が所属していた場所です。

マツイランドの仲間達と合流していざ観戦。

今日はサンフランシスコでA’sの試合があってもみなチケットが高くて行く気になれずそれならば将来のA’s選手を応援しに行こうということになり集まりました。

ストックトンの球場は5千人程収容できる小さなスタジアム…というか日本でいう草野球のグランドといった感じです。

一応売店などもありましたがおおよそ将来のプロ選手がプレーするにはどうかといった造り。

ですがこの雰囲気がまた何ともいえない感じ。

将来のA’sの選手を、オラが町の選手をみんなが一生懸命応援します。

選手も気軽にサインや写真撮影に応じます。

チームボールを作るため新しいボールを用意して行ったのですがあっという間に選手のサインで埋め尽くされ最後に監督のサインを貰おうと思ったら監督はバケーションでいないんだとか。

何といい加減なことか(^^;)

しかし比較的新しく造られた球場のようで食べ物のレパートリーも本家オークランド・コロシアムよりも良かったかもしれません(笑)

果たしてここから何人の選手がメジャーリーガーになれるのでしょうか。

メジャーリーガーとマイナーリーガーの待遇は天と地ほどの差があります。

年俸に始まり移動手段、ホテル、食事、支給品など。

今日の1Aの選手が両チーム一緒の出入り口から入退場をしているのを見たとき彼らが入り混じりながら会話をしていたのが聞こえてきたような気がします。

「俺達早くメジャーに行こうな」

敵味方に関係なく同じマイナーリーガーという境地でメジャーリーガーとは違ったオーラを感じました。

初めての経験でしたがやはり野球はいいな、そしてアメリカはいろんな楽しみ方があるんだと身をもって知りました。

ここは1Aですが同じぐらいの時間をかけてサクラメントという町にA’sの3Aがあります。

なので今度はそこに行ってみようと思います。

マイナーはメジャーに近いチームから3A,2A,1A、以下ルーキーリーグなどといった組織になっています。

メジャーリーグばかりでなく将来のメジャーリーガーを応援することに目覚めそうなそんな予感にかられた1日でした。

あ、それから一つ思い出したことが。

このクラスだと審判が2人でした。

どこまでも厳しい環境なんですね(^^;)