ダレック・バートンについて 守備編

オリオールズとの第2戦目です。

試合前にMATSUI LANDのみんなとテールゲート・パーティー

ビール、ソーセージやスナックで鋭気を養いいざ出陣…
かと思いきや雲行きが怪しくなってきました。

ゲート・オープン前に雨が降り始めます。

ほんと今年の天候はどうかしてる…この時期こんなに降らないのに。

選手のサインもこの雨ではと思いましたがオリオールズの選手が出てきており上原選手がいたのでベースボールカードにお願いしました。

一か八かで…しかしやはり水滴がついてしまい滲んでしまいました。

上原選手も「あー滲んだ!」と思わずつぶやいていました。

こんな時に頼むんじゃなかったな…

上原選手すみませんでした。
あの後すぐにインクをふき取ったので今日改めてサインお願いします!

さて雨が一段と強くなり選手は全員ベンチ裏へ引き上げ練習中止。

またかよ…こないだのツインズ戦と同じ。

試合開始も遅れるかと懸念しておりましたが何とか10分遅れの7時15分にプレーボール。

今日も痛烈な野次がボルチモアのライトのニック・マーケイキスに浴びせられます。

そしてA’s監督のボブ・ゲイレンにも。

ゲイレンの場合ところどころで野次が飛ぶのですが今日はスタメン紹介の時、2番バートンのところで野次が大きくなりました。

おそらくファンもバートンをこれ以上使ってくれるなという意味合いだと思います。

なぜバートンがだめなのかは先日お話しました。

バートンが守っている1塁は大体どこのチームも打撃の良い選手。
守備が悪くとも足が遅くともとにかく長打が打てる打線の要になる選手がプレーするポジションです。

ところがバートンの場合打率は低い、長打は出ない、足が遅い…

じゃあなぜファーストで起用するのかというとまず守備がいいと。

確かに守備は普通のファーストベースマンより上かもしれない。

しかしあの体型で1塁の守備が悪かったらどこも守れない。

それから守備がいいと日本の雑誌とかでは紹介されてるが結構ぽろぽろやってるし大事な場面、勝たなければいけない試合での暴投とかエラーが目に付きます。
そしてそれが失点に結びついたり試合の流れを悪くすることが多すぎる。

それに記録にならないエラーというか判断が悪すぎる。

メジャー全体がそうかもしれないですが1、3塁線を破られる確率より一二塁間、二遊間、三遊間、を抜ける打球を捕るように間を狭くしたほうがアウトに出来る確率が高いと見ているのか守備位置が日本に比べると極端に内野の内側に寄ります。

もちろん打者によってシフトが変わりますがとにかく普段はそのシングルヒットを防ぐために1,3塁線から離れて守るのでそこに飛んだ打球が長打になりすぎている。

最低限横にダイビングしてキャッチできる位置で守らないと。

それから少し後ろに下がって、つまり内野と外野の境目の芝生辺りで守るのも疑問なところです。

バートンのファースト守備で話をするとピッチャーとファーストの間に転がったボテボテのゴロ、1,2塁間の打球もみんな彼が飛び出します。

確かに1番最初にボールにたどり着いて打球を処理できますがバートンが飛び出してしまえばピッチャーかセカンドベースマンが1塁へカバーに走らなければいけません。

そうなるとバートンはそれをタイミングよくファーストにカバーした選手に送球しなければいけない。

一方カバーに入った選手は走りながらベースの位置を気にしながらボールを落とさずキャッチをし走者と交錯しないようにベースを確認して踏み外さないようにベースを踏む、といろんなことを頭の中で考えながら、対処しながらプレーをしなくてはいけない。

これ失敗したら暴投してセーフあるいはさらなる進塁を与える、ベースを踏み損ねて足首を捻挫する、走者とぶつかって怪我をするといった事態が発生します。

それを考えれば打球の強さ、各守備の位置の確認をしていればバートンが飛び出す必要はないと思うのです。

例えばピッチャーと打球の動きなら目の前にいるからすぐにわかる。
セカンドベースマンの位置はピッチャーが投げる前に確認しておく。

そうすればその打球に自分が最初に到達できるとしても打球は他の選手に任せてまずは自分がベースについて待機してあとは送られてくるボールを捕ればいいのです。

そうすれば誰も怪我をするリスクもなくなるしアウトにもできるしエラーで進塁されることもありません。

これがツーアウトだったりランナーがいたら本当にやりきれないエラーになったりして「わざわざ与えた内野安打」となります(つまりは記録にならないエラー)

そんなリスクを考えながらバートンが守備をしていないような気がするのです。

もちろん足の速いバッターならそれなりの対処、すぐにボールを捕れる人間が処理して誰かがファーストのカバーに入るとかが必要です。

けど飛び出してプレーして「バートン、ナイス・プレー」というよりは「何でそんな打球で飛び出すんだ?」っていうのが多いのです。

先日もこんな場面がありました。

A’s先発のブレット・アンダーソンが6回までパーフェクトピッチングだったのが1,2塁間のあたりをバートンが必要の無いダイビングキャッチでボールを捕り損ねはじきヒットになりました。
打球は早くないしすぐ後ろにはマーク・エリスが回りこんできていたのに。
記録はヒットです。

それからある試合ではサード、ピッチャー、キャッチャーの間にあがった内野フライをバートンが突っ込んでいって最終的に獲ったサードベースマンと激突しました。

私も野球経験者、特にキャッチャーだったのでバートンの守備を見ているとイライラしてしてしまうのです。

何でそんなにでしゃばるのか?
もっと全体を考えて守れないものなのか?

メジャーリーガ自体そんな感じの選手、自分が自分がという傾向にありますがそれとこれとは違うと思います。

やはり自分がやるときは自分がやる、他人に任せるときは他人に任せるといったことをしないと。

普通一塁手ってのは先ほど話しをしたように打撃優先で体の大きな選手が多いですからあまり動きたがらないんですがね…バートンは細いから動いてしまう。
それも守備がいいと誤解を招く一つか。

バートンのことを思わず書いてしまい書いてるうちにタイトルまで変わってしまいました(苦笑)

もっとバートンのことを書かなきゃいけないし昨日の試合についていろいろ書きたいのですが時間が無くなってしまいました。

今日また時間が出来たら更新したいと思います。

では。