フェンウェイ・パーク

これが今まで何度もテレビで見たフェンウェイ・パークか…

小じんまりとした古き良きまさに「ボールパーク」に相応しい球場です。

それにしてもグリーンモンスターはデカイ…というかあまりの高さに見てるこちらの方があそこにいる人が落ちそうだと怖くなりました。

電光掲示板は新しく作ったのかな?
でも大きくてきれいでその周りにはいろんな広告も出ていました。

さてさっそくA'sの投手陣のところへ駆けつけます。

サインはいらない、とにかくフェンウェイを隅から隅まで楽しみたい…と思っていたのですがやはり血が騒ぎレフトでウォーミングアップをしている選手達に近づいてしまいました。

A'sファンは私一人だけ。

目立ちますからまずはジオ・ゴンザレスが近づいてきて一緒に記念撮影。

するとベイリーも私に気づき一緒に写真を撮ります。

ベイリーは私のMATSUILANDのシャツに気づいて

「よくここまで来たね!」

って喜んでくれました。

その後私の存在に松井選手専属の日本人カメラマンも気づきます。

そして近づいてきていろいろ雑談をします。

この日も松井選手は出ないとのこと。

その方もおっしゃってましたがやはり出たり出なかったりで松井選手も調整が難しいようです。

詳しくはここで書けませんが契約時にここまで出場制限がかかるとは思ってなかったそうです。

さて試合前にフェンウェイの球場内を隅々まで移動します。

一部チケットが無いと行けないところもありグリーンモンスターの上にも行けませんでした。

それにしても食べ物やビールの販売店の数が凄い…

にも関わらずこの行列!

一体どんな仕組みなのか頭の悪い私には理解できませんでした。

フェンウェイはコンパクトな上通路がどこに通づるのかわかりづらいとこもありました。

それと同時にコンパクトな理由もわかりました。

内野の2階席が1階席の上に覆いかぶさるようにかなりせり出しているのです。

雨や日差しの強いときには非常に有効ですがそれゆえの問題もあります。

せり出た部分(2階スタンド)を支えるために支柱が何本もあるのですがその支柱のせいでグランドが見れない席があるのです。

つまり支柱の後ろの席は支柱分の高さ全ての視野が遮られてしまうのです。

以前日本の相撲の国技館でしたか?

土俵を囲む4本の支柱が観客席から邪魔で見れないのを今は取り除かれ天井から吊るすようになりましたがあれと同じ問題です。

仮にこの支柱の後ろの席を取ってしまった人はプレーが見えないこともありかなりのストレスだと思います。

私のせっかく代えてもらった席は実はこの支柱の近くでマウンドの脇の部分が隠れてしまいセカンドベースが丸々見えませんでした。

こんないい場所をと思っていたらこういう事情から席が売れ残り俺に回したんだな…このヤロー!

なんて、ちょっと被害妄想に入ってしまいました。

さてボストンの人たちの応援は熱狂するのですがA'sのように頻繁に音楽を流して観客を煽ることをしません。

本当に自然な流れでみんな応援します。

メッツでもそうでしたが意外と静かな感じ。

ホームチームでも淡々とした選手紹介ですしオークランドやサンフランシスコとは違います。

まあヤンキースとかが相手なら違うんでしょうが…

5連敗中のA'sはこの日も格の違いを見せ付けられました。

特にランナーをおいてのホームランで一気に点差を広げられていきます。

もう本当に毎回毎回言葉が出ません。

最後は6−3でついに’6連敗。

しかし納得のいなかないのはウィリンガムも松井選手も使わずに負けたこと。

使えよ…エリス、クーズマノフ、ぺニントンより打てる確率が高いんじゃねえか…

ホテルに帰る途中フェンウェイの隣にあるチームショップに寄りました。

広いフロア2つにいろんな種類のグッズが大量に置いてあります。

なのに残念というか松坂・岡島両選手のグッズがほとんど置いてありません。

以前日本のテレビで紹介されたときは随分宣伝されその人気振りを覗えたのですが…

もはや下火状態なのであろうか、ボストンでの日本人選手は(;−;)