ドジャースタジアム その3
試合終了直前。
球場をぶらぶらしていた私はエンジェルスのブルペンに寄ります。
元巨人の高橋選手が試合を観てます。
今日は黒田投手が負け、試合前のサインも誰からも貰えず高橋選手の投げる姿も見れず。
ん〜何か消化不良。
そこで…
ちょっと距離がありましたが高橋選手に声を掛けます。
「高橋さん!ボール下さい!」
高橋選手はどこから声を掛けてんだと言う感じで周りを見渡した後私を見つけます。
この選手はとても陽気な性格なようで日本で宴会の時に踊っていたのを覚えてます。
高橋選手はボール持ってねえよ、といった感じで両手を横に広げてましたが何とか1個もらえないかと催促。
するとしばらくしてボールを探し始めキャッチャー道具のバッグの中にあったボールを取り出し投げてくれました。
ありがとうございます!
これでお土産をゲット(^^)
さてホテルに戻ると携帯電話が鳴ります。
マツイランドの発起人、クラウド・ビロドーさんです。
「Shin!How are you!Where are you?」
ホテルだよと言うと今から迎えに行くからビールでも飲みに行こうと。
1時間後ビロドーさんと開幕戦以来の再会を果たします。
ビロドーさんどうも私にアナハイムのすばらしさを実感させたくわざわざ呼び出したかと思えば何とアナハイムへ連れて行くと言い出しそのままアナハイムへ。
車中お互いいろんなことを話したんですがこの人の不思議なところは私の英語が通じるのです(笑)
会話が途絶えることなく1時間ぐらいでアナハイムへ到着。
あそこにホッケーのスタジアムがあるだのディズニーランドがあるだのアナハイムに住んでいることが非常に誇らしげな感じです。
確かにきれいな街ですしダウンタウンとは全然違う感じ。
そしてスポーツバーに入りそこでビロドー兄弟と合流。
3人兄弟の2番目がビロドーさん、一番下がデニス。
この2人には開幕戦の時にオークランドで会いました。
そしてもう一人長兄のロックさん。
この方今日が初めてということもありまあ挨拶程度。
デニスはおとなしそうな感じの人ですが実は政治家というかその関連の役所の方のようで何と私に見せてくれた写真の中にブッシュ大統領とのツーショット写真がありました。
まあアメリカ国民は世界の人が彼にどんな感情があったとしても一応元アメリカの大統領ですからデニスも誇らしげな感じ。
それにしてもこのアナハイムはいろんなものがあって凄い。
ビロドーさんのガイド無しには何もわかりません。
同じロサンジェルスでもこんなに違うものなのか。
とにかく人は多いけれどただ多いだけでなくみなエレガントな感じ。
人の波も途絶えることなくいつまでも賑わってる様子。
我々もビロドーさんご自慢のESPNスポーツバーでビールを飲みながら談笑。
ここはバー全体に画面がたくさんありいろんなスポーツが見れるのですが何とトイレの個室の天井にあったのはあきれてしまいました。
ここまでするか…「大」をしたまま3時間野球を見てられる
まあ凄い場所です、アナハイムは。
11時過ぎにとりあえず月曜日に再びアナハイムの球場で会うことをデニス、ロックと約束してその後クラウドは私をダウンタウンのホテルまで送ってくれました。
「いや〜タフだな(苦笑)」
ハンバーガーにビールまで頂いてしかも月曜のチケットまで何から何までありがとうね♪
明日は黒田選手のサインを狙いに行きます!