ミラーパーク その3 〜確実にもう一度来たい球場〜
さてそんなことがありまして酔いもすっかり醒めてしまいミラーパークと再会。
開場もすぐなのでチケットを購入して周りの景色を簡単に見渡します。
するとある3人の銅像がありました。
実はこのミラーパーク建設時にクレーンが倒れ3人の作業員が亡くなるという痛ましい事故がありました。
それを偲んで建てられたものです。
話には聞いていたのですが実際ボールパークを目の前にしてこの銅像を見ると事故の惨劇と完成を見ずに亡くなった彼らの無念さが伝わってきました。
5時半ゲートオープン。
(1時間半前じゃブリュワーズの選手は見れないな…)
紹介が遅れましたがミルウォーキー・ブリュワーズには斉藤投手が所属しております。
案の定というかグランドでは今日の相手フィリーズが打撃練習を行っておりブリュワーズの選手は一人もいません。
(仕方ない、今日はフィリーズの選手のサイン狙いだな…)
ところがフィリーズの選手誰もサインをくれません。
中地区のブリュワーズとはプレーオフで対戦する可能性が大です。
このシリーズはその前哨戦ですから選手たちも真剣勝負でファンサービスどころではないといったところでしょうか。
よって2日連続何も得られないまま球場散策を開始します。
(しかし見上げれば見上げるほど大きな屋根だ…)
ここは開閉式なのですがヒューストンのミニッツ・メイド・パーク、アリゾナのチェイス・フィールドとはまた違った様子。
この日は屋根が開いていたので、そうですね…トロントのロジャーセンターのようでした。
空が見えると球場のデカさがよくわかります。
エスカレーターで最上階まで上がってさらにそこから最後部にある席まで上ります。
間近に見る開閉式の屋根
(へえ〜どうやって閉まるんだか…どんな仕組みだい?)
閉まるところを見てみたいな…。
センターにあるスクリーンは大きいのですが現在のような薄型ではないのできちんとした骨組みの上に設置されております。
なのでその両サイドに席を取るとスクリーンは見づらいです。
それからその上にある滑り台ではブリュワーズの選手がホームランを打ったとき滑り落ちてくるためのパフォーマンスが見れます。
名物ホットドッグレースも…しかし距離が短くあっという間に終わってしまった(^^:)
これはナショナルズと並んでメジャーリーガ2大名物レースと呼んでいいのかな?
今年はブリュワーズ調子がいいです。
プレーオフも射程圏内。
しかしその裏事情としては主力のプリンス・フィルダーが今年いっぱいの契約で今オフFAでチームを去るだろうと予測されています。
なので優勝するチャンスは今年のみ。
去年からマイナーの有望株の選手をどんどん放出して即戦力になりそうな選手と交換して積極的に戦力を補強、功を奏している状況です。
この日は敗れましたがお客さんの入りは4万人を越していました。
こんなスモール都市でこの盛り上がり…私が観てきた大都市にもない雰囲気でしたよ。
何とかフィルダーも残って来年以降もブリュワーズを盛り上げていけないものだろうか。
もし今年が終わればチームは凋落する危険もあります。
もったいない…非常にもったいないですミルウォーキー・ブリュワーズ。
街もいいです、球場もすばらしいです、…Policemanも良い方です(苦笑)
果たして1ヵ月後このミラーパークがどのような熱狂に包まれているのか気になるところです…個人的にはもう一度来てみたい…