MATSUILAND IN ANAHEIM 1日目
朝6時に応援団長のロスと合流、その後A's応援団11人(後にもう3人が合流)で車でアナハイムに向かいます。
ハイウェイで途中2回休憩を入れて午後2時半過ぎアナハイムに到着、すでにエンジェルスの元MATSUILANDの人達がバーベキューをしています。
そこへ我々が合流、新旧MATSUILANDの交流です。
久々にビロドーさんとも再会し記念撮影や雑談、ゲームに夢中になってしまい入場時間が20分ほど遅れてしまいました。
入ってみると案の定A'sの練習が始まっており選手に声を掛けようとしてもグランドにバラバラに散ってしまっていて声を掛けられません。
(まあしょうがないな…明日にしよう)
実は来る途中に初めて知ったのですが観戦はこの日だけで明日の午前中にもアナハイムを発つと思っていたのですがデー・ゲームなのでそれを観てから帰るとの事。
さて私にとってアナハイムは今年2回目の訪問。
A'sのダグアウト上まで行って誰かにサインを貰おうかと思いましたがチケットが無ければ入ってはだめと言われました。
(ん〜そうだったかな…)
試合の行方も勝つに越したことはありませんがとにかく「MATSUILANDがアナハイムに帰ってきたよ」とエンジェルスファンに見せたかっただけなんですがそうは甘くありませんでした。
試合が始まると我々MATSUILANDはいつものように大声で応援し始めます。
もちろん楽器や旗はありません。
しかし何かやらないと気が済まない連中ですし叫ぶのが好きですから徐々にヒートアップしていきます。
そして周りのエンジェルス・ファンが静かなものだから声がよく通る。
ついには近くのエンジェルス・ファンのおばちゃんから
「もっと静かにしなさい!」
とクレームが入ります。
セキュリティー・スタッフも降りてきて少しづつ我々を監視する目が強くなっていくのを感じます。
1回表A's松井選手の打席。
我々がMATSUILANDのパネルを掲げた時特に何も起こりませんでした。
ところが試合が進むに連れて我々の存在に嫌気をさしたのかある出来事が起きます。
松井選手の2打席目、パネルを掲げ終わった後私へピーナッツが飛んできました。
後ろにいたエンジェルス・ファンからです。
(このヤロー…やりやがったな ーー’)
後ろを振り向くも人が多すぎて誰が投げたかわかりません。
ピーナッツは私の前に置いてあるパネルに当たったのですが私を狙って外れたのかそれとも最初からパネルを狙ったのか…
さらに試合が進み我々の応援が過激になってくると(と言っても私とK太くんは静かです)周りも物々しい雰囲気なってきます。
そして7thイニング・ストレッチが終わったあとまたもや私のパネルにピーナッツが飛んできます。
この時私は体を半身で後ろを警戒していたので飛んでくるのがはっきり見えました。
しかし大体の位置がわかったにも関わらずやはり投げた人間がわかりません。
しばらくその辺りの人間を観察しましたがその中の誰が投げたのかわからないのでこちらも何も言えません。
ちなみにこの時隣にいたK太くんにもピーナーツが飛んできたそうです。
A's応援団とはいえ静かな2人がなぜ狙われるのか…
簡単です、そうです。
我々が「日本人」だからです。
MATSUILAND→松井の応援→松井はエンジェルスで貢献できなかった選手で今はライバルチームにいる→松井は日本人→お前らも日本人→とっとと帰れ!
だからです。
まあその他に日本人に対して嫌悪感があるのかもしれません。
とは言えこのままではどんどんエスカレートしていき何かが起こるかもしれませんから団長に相談しに行きます。
そして仲間数人と話し合ってセキュリティーに我々だけでなくエンジェルスファンの行為も注意してくれと言いました。
その後私のところにピーナッツは飛んできませんでした。
2人の仲間が言うには子供が投げて親らしき人間に注意されていたという証言とある大人が注意を受けていたと2通りの証言がありました。
しかし試合終了の時にもピーナッツがMATSUILANDに飛んできました。
まあこれが敵地での洗礼ってやつですね。
セキュリティーの態度もどことなく「お前らがうるさいからしょうがねえじゃん」といった感じでしたし。
ただ敵地の洗礼でもやっていいことと悪いことがありますし後ろから見えないことをいいことにモノを投げてきたのは許せません。
ピーナッツとはいえ硬いですからそれに結構な勢いで投げてきましたから顔や頭に当たったらどうするのか。
しかも誰も注意しないとは…
周りで必ず誰かが見ていたはず。
A's応援団の野次がうるさいならエンジェルスファンの声援でかき消せばいい。
ここはエンジェルスの本拠地で数も圧倒的に多いわけだから。
この日我々の後ろにいたエンジェルスファン、はっきりいって腰抜けのクソ野郎どもばかり。
(エンジェルスにはプレーオフにいってもらいたくないしこの日されたことを俺は絶対忘れないからな!覚えておけ!クソエンジェルスめ!)
試合後他のメンバーが私を気遣ってくれて私のもやもやを晴らそうとしてくれましたが私は不機嫌なままでその後のパーティーも楽しめませんでした。
ピーナッツを投げられたこともそうなんですが背後から挑発してきたことそして我々日本人を狙ったことに怒りが収まりませんでした。
朝早くオークランドを出て試合に負け松井選手は打たず後ろからピーナッツはぶつけられストレスは溜まるばかり。
さらにホテルに帰ると狭い部屋に2ベッド、ここに4人ではなく5人が寝ることが判明。
(おいおい…4人で狭いのに5人かよ…一人$10とはいえそりゃねえだろ…)
ということでまず完全に酔いつぶれて床に横になったロイはそのままで決定。
団長とウィルは同じベッドで半々でシェア。
(おーい、ウィルは上半身裸でパンツ一丁かよ…よく男二人でベッドに寝れるな…)
はたから見ると異様な光景です。
この流れだと私とK太くんでもう一つのベッドをシェアですがまあお互い気味が悪いと思うので簡易ベッドを$10で借りてK太くんはそこへ。
私が一人大の字になって寝ました。
もうストレスは結構!
とにかくぐっすり寝て明日に備えたかったのです…