黒田の好投そしてヤンキースは追撃体制に入った

ヤンキースとの第3戦目。

まずはいつも通り席を確保。

しかし私はA'sの勝利を願うも黒田投手の好投も祈っていたので今日はA'sの応援は黒田投手が降板するまで自粛しようと決めまた広島カープの旗も隣のセクションのさらに端の方に掲げようと思ってました。

しかし今日はいつものメンバーが個々の用事で来れず人数が少ないのでヤンキースファンが我々の場所に来る可能性もあり結局いつもの席でカープの旗を掲げました。

(それでもやはりヤンキースファンに囲まれたのですが^^;)

その後ヤンキースのダグアウト近くに行くもすでに人だかりで入れず遠くからヤンキースのバッティング練習を見ていました。

そこで気になる動きをしてる選手を見つけました。

昨日2本ホームランを打ったマーク・テシェーラです。

何が気になるのかというと自分の前のグループが終わるまでの間ほとんど体を動かしていて体操やストレッチをしていたのです。

たまに休んだり持ってるバットで素振りをしたりそしてチームメイトと談笑もするのですがとにかく準備運動を怠らない。

その運動というかストレッチの名称は知らないのですがはたから見たら奇妙なヨガのような動きのような…バランス運動と言えばいいのかな?
片足を浮かせた状態で上半身をひねったり腕を伸ばす動きをしたり。

とにかく入念な準備運動をしてます。

テシェーラはベースボールはビジネスだとはっきり割り切ってプレーできる選手だと以前に何かの記事で読みました。

それは何の迷いも雑音も気にならなくひたすらお金を稼ぐためにプレーするのだとか。

その記事を読んだ時何だか金の猛者でいやなヤツだなあと思ってました。

そして敵としても昨日のようなホームランを何度も打たれて嫌いな選手でした。

しかし私がこの日見た彼のバッティングプラクティスに望む姿はプロフェッショナルにふさわしいもので少し見方が変わりました。

ベースボールをお金を稼ぐ手段とはっきり公言したからにはそれだけの結果を残さなければいけないし結果を残すには準備が必要です。

今日のテシェーラを見て少なくとも私は彼は有言実行で努力を怠らない選手だし契約したからそれだけのお金をもらって当然だという意識ではなく契約したからこそそれに見合った成績を残すんだという強い信念のようなものを感じました。

よく大型契約をした途端それに見合った活躍ができず平凡な成績もしくは体調管理を怠り怪我をして終わり、お金だけ貰っていく選手が多い中でこのテシェーラはちょっと違う選手のような気がしました。

私が今まで見た中でもイチロー選手並みに練習前の準備を、体を細かく動かしてる選手のような気がします。

メジャーリーガーはバッティングプラクティスの前はリラックスタイムでおしゃべりしてたりふざけ合ったりしてる場面をよく見かけますがテシェーラはそれとは違いました。

さて試合が始まりました。

私はどうせ黒田選手を応援するならこの際A'sをノーヒット・ノーランぐらいに叩きのめせと話しました。

また中途半端に勝ったりするのならむしろ早々にノックアウトを喰らうぐらいA's打線につかまってくれと願いました。

ところが…

1回の裏A's1番打者のウィークスにライト前ヒットを打たれます。

(あいや〜!いきなりかよ><)

この地点でもう何もかも関係ない…と言わずに冷静に観戦します。

ところが…

2回にヤンキースアンドリュー・ジョーンズが先制のホームランを打つとそのまま投手戦に突入。

A's先発のミローンもヤンキース打線を抑えますが打線が黒田投手の前に沈黙。

5回と7回のチャンスを生かせず終わってみれば黒田投手に8回4安打とほぼ完璧に抑えられました。

で最終スコア2−0でヤンキースの勝ち、ヤンキースにスイープを許します。

(あ〜あ…)

黒田投手の勝ちはうれしいのですが…

とにかく当然の結果と言えばそれまで。

ひいきにめに見ても黒田投手は日本人メジャーリーガーの中でも最高のピッチャーです。

今はダルビッシュというピッチャーがいますが年齢による衰えがあるにしても今までの実績や所属チームによる差を考えれば私は黒田投手の方が上だとみています(というよりダルビッシュの試合をあまり見た事がないというべきか…)

どうも09年のWBCの決勝で同点打を打たれたイメージが強いもので^^;)…

さてこの日はライトBleacherにはヤンキースファンが大勢いてマナーの悪いファンもおりやたらに奇声をあげたりいちいち一球ずつヤンキースとA'sへの応援と野次を飛ばされたりやりたい放題の連中がいました。

中にはマリナーズのユニフォームを着たヤンキースファンがいてA's応援団の後ろで野次を飛ばしていて試合終了後は我々の仲間と一触即発状態に。

後でロスに「どうしたんだ?」と聞くと

「いや、ヤツはTOO Babyなんだ」と言ってました。

とにかく嫌がらせで球場に来ただけ。

改めて挑発、横暴、悪態、その他もろもろ…

(悪の帝国とはよく言ったものだがヤンキースファンは最低な輩が多いーー;)

と感じました。

彼らをレイダースファンの中に呼んでみたいな…

間違いなくボコボコにされ3分後には殺〇れてしまうでしょう。

というのは後ろにいたヤンキースファンの話が聞こえてきてその人間が言うには

「A'sファンなんてまだいい方だ。レイダースファンはアメリカの中でも一番狂ってるからな」

と。

(なるほど…やはりレイダースファンは恐ろしい集団なんだな…)

さてこれでA'sはエンジェルス戦からの連敗が5になりました。

一方ヤンキースは5連勝。

現在アメリカンリーグの東地区は混戦模様となってきましたがその原因は本命のヤンキースレッドソックスがもたついていたから。

レッドソックスの状態も徐々に上向きヤンキースも今回のスイープで勢いがつきそうです。

映画スターウォーズの「帝国の逆襲」は好きなのですがヤンキースの逆襲はどうも歓迎できません。

しかし…

ここから逆襲が始まりそうな予感です…