敗戦の中に若く未来のA's魂を見た
ジャイアンツとの第２戦目。
試合前元オリックスと阪神で活躍したライアン・ボーグルソンにサインを試みましたが貰えませんでした。
彼のことはよく知らないのですが日本で頑張ってメジャーリーグに帰ってきてオールスター出場まで上り詰めた苦労人です。
どことなくコルビー・ルイスに近い臭いを感じたので激励の意味を込めて接触してみようと思ったのですが残念でした。
（彼とは縁が無いのかな？？）
さてこの試合。
序盤は昨日の試合の再現見るかのような展開だったのが最後は想像をはるかに超えた結末を迎えました。
初回のA'sの攻撃。
先頭打者のココが出塁し続くウィークスの内野ゴロで走者は入れ替わる。
そして３番レディックがツーランホームラン！
（いいぞレディック！君には意地を感じる！＾＾）
しかしツーアウト１，２塁を生かせず２点止まり。
２回ジャイアンツは２四球２安打を絡め１点を返します。
その裏A'sは１点を取り返すもまたもや１，２塁のランナーを返せず。
３回A'sは先頭打者ゴームスのホームランの後インジの２ベースでノーアウト２塁とするが得点なし。
４回A'sは１アウトからウィークスの２ベースも得点出来ず。
（一体いつまでチャンスを逃すんだーー；）
６回のジャイアンツ。
フォアボール、ヒットと続き続くサンドバルの当りはファーストゴロ。
ところがこれをファーストのモスが後ろへ逸らしてしまいます。
さらにボールで追いついたところで転倒しランナーは一気に２人ともホームイン。
そして続くベルトが２ランホームラン。
ベルトのホームランは私の真ん前１メートルのところまで飛んできましたが私は立ち上がることすらしませんでした。
目の前で起きてるプレーがアホくさくてジャイアンツファンの歓喜が腹立たしかったのです。
さらにピッチャー交代直後のプレーでもモスは再びエラーをします。
（何やってんだよ！モス！−−；）
ただ捕るだけなのにポロポロこぼしやがって…
この地点でジャイアンツが４−６と逆転。
（しかしまだ２点差だ、十分いけるぞ！）
７回A'sのマウンドはブライアン・フェンテス。
ところが
…
先頭打者を打ち取ったものの続く打者にフォアボール。
そして次打者ポージーに２ランホームランを打たれます。
（もう！フェンテス消えろよ！出てくんじゃねえよ！！）
続く打者にもフォアボール。
そして次打者サンドバルにヒット、その後ファオアボールで１アウト満塁としてしまいます。
（もういらん！
ダメ！
やめ！
お前はダメだ！
クソ野郎！
最低のクズ！！！
失せろ！！！！
頼むから！！！！！）
試合をメチャクチャにしやがって…
まだまだ２点差でいけばわからないのに何てことをしてくれるんだフェンテスは！
そして代わったノベルトが押し出しでこの時点でスコアは４−９。
もう球場内はジャイアンツ勝利の雰囲気。
７回A'sの攻撃もジャイアンツは牽制でベースにすらつかずA'sは簡単に盗塁を決めて２アウト２，３塁とするも得点出来ず。
（一体どこまでなめられるのやら…そして何なんだこの残塁の多さは…）
A'sのだらしなさも酷いですがこのときジャイアンツも気が抜けたプレーが出てきて観ている方としては屈辱的な光景でした。
そして９回裏を迎えます。
A'sは１アウト後レディックが内野安打。
セスペデス凡退で２アウト、もう試合終了寸前でした。
ところが５番のゴームスがフォアボールを選びインジがファールで粘った後タイムリーを放ち５−９。
続くノリスもヒットで続き６−９、エラーのモスがフォアボールを選び満塁。
そしてこの日メジャー初出場のヒックスが初ヒット初打点となるエンタイトルツーベースを放ち一気に１点差、そしてサヨナラのチャンスを迎えます！
もう球場内は大興奮。
まさかまさかの大逆転の予感です。
ジャイアンツはまさかの展開に抑えのカシーヤまで投入しますが流れを変えられず左打者のスミスのところで左腕ロペスを投入。
しかしスミスがフォアボールを選び満塁としまたもや投手交代で右のヘンズリー。
バッターはウィークス。
私はもうこのあたりは足がふわふわしてました。
何が何でも逆転もしくは最低同点にしてくれと興奮状態がMAXに近い状態で今までに経験したことのない気分でした。
１球１球手に汗を握るような、もう体を動かさないわけにはいかないほど気持ちが高ぶる場面でした。
そして２−２の後の５球目。
ふわふわと上がった打球はセンター前への飛球。
懸命に追いかえるセカンド、ショート、センター。
それはまさにスローモーションのようにボールが落ちてきて
どうか落ちてくれ！落としてくれ！
と願っていたのですが…
最後はセカンドがキャッチしてゲームセット。
何とも何とも言い難い敗戦です。
９回の怒涛の攻撃は見事でした。
しかしそれまでが酷すぎた。
ジャイアンツは８安打で９得点。
一方A'sは倍の１５安打放ちながら８得点で残塁は１２もありました。
またA's投手陣はジャイアンツにフォアボールを９つも与えてたのです。
これじゃあ勝てませんよ…
しかもエラーは４つ記録してました。
今日の敗戦はA's全体の敗戦であることは間違いありません。
しかし…
しかしですよ。
私はあえて言わせて頂きます。
９回の反撃はどんなに点差が離れても最後まであきらめないA's打線の意地を感じました。
願わくばもっと早い回での反撃をしてほしかった。
けどあの場面どの選手も集中して意地を見せてたのを肌で感じました。
あの経験というのは若い選手にはこれから役に立つのではと思っています。
しかし一人これにそぐわない「ヤツ」がいました。
それは
…
ブライアン・フェンテス！
てめえだボケナス！！！
あんな気の抜けた投球しやがって！！！
たった１アウトとっただけで２安打３四球３失点だと？
ふざけんじゃねえ！
てめえがしっかり抑えてれば２点差で９回を迎えられたんだよ！！！
もういらんからA'sを辞めてくれ！
ユニフォームを着てくれるな！！
マニアックKさん作です。
若手が一生懸命プレーしてるのにベテランのフェンテスがことごとくぶっ潰すチーム状況にファンからも大ブーイングが起きてます。
もう何度試合をぶち壊したんだか…
もういらんでしょう、切ってくれってばさーー；）
いつまでたってもこれじゃあチームの士気が上がりませんよ。
A'sは昨日そして今日の敗戦で何か今シーズンの終戦が近づいたような気がします。
チームは去年になかった粘りや将来の希望を見出せる戦い方が出来ています。
しかしやはり経験不足だしまたフェンテスのような足手まといな選手がいますからこれ以上浮上は見込めません。
ましてやレンジャーズやエンジェルスといった強豪が上にいますから。
負けては意味がありません。
しかし前向きに捉えるなら今日の反撃は見事でした。
とにかく経験を積んで将来今日の敗戦が生きたんだと思える日が来ることを切に願っております...
