A's3人の左腕

メジャーリーグは今日カンザスシティーでオールスターがあります。

昨日から参加選手以外はつかの間の休日期間となっております。

さて予想外の健闘で前半戦を終えたアスレチックス。

私には気になる選手が3人いましてその3人全てが左投手です。

まずはブレット・アンダーソン。

オフにDバックスにトレードされたケーヒルと同い年で仲の良かったことで有名でした。
ちなみにこの2人は北京オリンピックアメリカ代表選手で日本戦にも投げています。
今年オープンするはずだったアスレチックスの新しい球場に合わせて「新生アスレチック」のエースになるだろうと期待されていた左腕でした。
ところが新球場建設(球団移転)は頓挫してしまいまたアンダーソン自体もしぶちんA'sから複数年契約を勝ち取ったにも関わらず肘の手術を受け去年の途中から今現在までリハビリを続けていて投げていません。
ファンとの交流をあまりしない選手なので情報が少なくいつ復活するのかわかりません。
しかし最近球場に顔を見せるようになったのでそろそろ投球練習あたりを始めるのかなあと感じております。

2人目はダラス・ブレーデン。

2010年の「母の日」にパーフェクト・ゲームを達成した投手です。

この選手は高校生の時に母親を皮膚がんで亡くしておりその代わりに育てた祖母の前での偉業達成となりました。
マイナー時代から応援してきたファンも多くメジャーに昇格後は彼の地元の電話番号の局番である「209」が合言葉となりそのセクションのチケットが安くなったりBleacher席には「209」のたぐいのサインが掲げられるようになりました。
ところが記録達成後はファンとの交流もめっきりと減ってしまい私の友人何人かも
「ヤツは記録を達成した後人が変わってしまった…」
とがっかりしてました。
元々やんちゃで気性の粗い性格だったのでいわゆる「天狗」になってしまったのでしょうか。
その後肩を痛めてしまいアンダーソン同様ほとんど試合に出ていません。
しかし今月初めのレッドソックス戦の試合前だったかブルペンで投球練習もしており少しづつ回復してる感じです。
そしておとといはファンサービスもしっかりしており久々に彼の笑顔も見れました。

(何だか表情が活き活きしていたなあ^^)

完全試合から2年経ちますからそろそろその呪縛から解き放たれたいそして怪我から復帰するので新たな気分になったのかもしれません。
ちなみにこのブレーデンは松井選手が初めてチームに合流した時に松井選手のロッカールームにゴジラの人形風船を置いて歓迎した事でも有名です。

アンダーソンそしてブレーデンの復活がA'sの奇跡を生むのか。

そしてもう一人挙げるのがショーン・デューリトー(ドリトル)という若いピッチャーです。

彼に関しては球団のサイトやUSA版のウィキペディアで調べましたが詳しくは載っていませんでした。
わかっているのは彼が当初はファーストベースマンだったことぐらいか。
なのになぜ気になる選手なのかというと投球の安定感とそのフォームが綺麗なのです。
彼は現在セットアッパーというか中継ぎです。
そして私はいつもBleacher席という遠い席から試合を観ているのですが安心してみていられるのです。
長身(191センチ)から投げ下ろす球は150キロ前後とクローザーにしてはやや遅い球なのかもしれませんが制球力もありそうなので私は彼をクローザーとして起用してもらいたいと思っています。
もちろんまだまだ経験が必要ですが何となく私の「勘」が彼に期待しております。

(クックよりもいいと思うんだけど…フェンテスもいなくなったしドリトルに出てきてほしいなあ ^^;)

まあ私の「勘」も怪しいですがそういう期待を持たせてくれる選手が出てきたのはいいことです、是非頑張ってもらいたい!

ということで私が気になるA'sの左投手を挙げてみました。

もしもう少し彼らを知ってみたいという方は…ウィキペディアあたりでお願いします!

横着なこと言ってすみません(^^;)