あの時の笑顔を忘れない 〜イチローはヤンキースへ移籍〜
2012年7月23日、アメリカ PT P.M.3:30 過ぎ。
部屋でパソコンを開きブログネタであるトレードについて書こうと思っている時でした。
携帯電話のメールに団長のロスから連絡が入りました。
【Ichiro just got traded to the Yankees.Nooooo!】
まさかマリナーズが手放すとは…
一報を聞いた時はそれが正直な感想でした。
すぐにMLBとマリナーズのサイトをチェックすると確かにトレードのアナウンスがしてありました。
昨日までオークランドでA'sと熱戦を繰り広げていたヤンキースに今日はあのイチローが居るのです…)
何でオークランドでやる前にトレードを成立させなかったんだよ!!−〆ー;)
と、これまた正直にそう思いました。
しかしそれは私の勝手な願望であってそれはいいとしてこの出来事は久々にインパクトのあるトレードでした。
時間が経つにつれてインターネットのニュースでそのトレードに至った詳細な内容が明らかになってきました。
そしてLiveでイチロー選手の記者会見がありました。
それを見て一言一言慎重に言葉を選びながら話すイチロー選手の姿がとても印象的でした。
時折言葉を詰まらせて考え込む彼の姿は私が彼に感情移入すらしてしまいそうな内容でした。
そうか…ついにマリナーズを離れる日が来たのか…)
何か引退でもするかのような寂しさ。
そういえば…)
今回のオールスター前最後の試合での出来事でした。
オークランドでマリナーズは試合をしていましたがイチロー選手が我々のいるライトBleacher席に近づいていろんなサインやボードを見て我々と笑いながらコミュニケーションを取るという今までに無かった出来事がありました。
『7月8日の記事 マリナーズ3戦目 その1〜イチローが笑った〜』
(ひょっとしてこの時マリナーズから出ることを考えていたのではないだろうか?…決定はオールスターの休みの間にしたと言っているがすでにこの時心は決まっていたのではないだろうか?)
今思えばそんな気もします。
ここを読んで下さっている方々からもメールでそれを指摘する内容が届いています。
何か吹っ切れた気持ちからあのような行動に出た可能性は十分にあります。
あの時の彼の行動は非常に印象に残っていてあの後もロスと一緒に
「イチローは何で笑ってたんだ?どうしてあのような行動に出たんだろう?」
と話の話題に上っていました。
そして9月にマリナーズがオークランドに来た時は「イチロー祭り」をやろうと話が盛り上がっていたのでこのトレードの発表を聞いた時はロスもがっかりしていました。
これからヤンキースでどんなプレーを見せてくれるのか…
本人も言ってましたが一番負けているチームから一番勝っているチームにいくわけですからこれからの彼の活躍に注目です。
最後に「マリナーズ・イチロー」がオールスター前にオークランドで見せた最後の雄姿を貼っておきます。
そして51番