「弱気は最大の敵」を胸に刻むべし!
オリオールズとの第2戦目。
昨日の勢いのままA'sは試合に挑みます…
と思ったらスタメンからレディックの名前が消えています。
(???)
昨日のフェンス際のプレーで怪我でもしたか?)
ということで3番にはセス・スミスが登場。
ちょっと打線が弱いかな…)
キャッチャーにはカート・スズキ、ショートにはソガードですから通常のラインアップに比べて心もとないメンバーです。
さてこの試合のポイントは4回表のA'sの攻撃でした。
1アウト3塁でバッターはセスペデス。
オリオールズ先発は右腕トミー・ハンター。
1打席目で内角をしつこく攻めてセスペデスを空振りの三振に討ち取っていました。
その投球は見事なもので最後はシュートというかシンカーというか内角に少し落ちながら投げたボールでセスペデスの空振りを誘いました。
そして迎えた2打席目。
この打席もうまく内角を利用し=外角球も生きて2ボール2ストライクと投手有利のカウントに追い込みます。
セスペデスは内角を嫌がってるな…また同じ決め球なら間違いなくやられそうだ… )
4球目に投げたシンカーも内角にきて空振り、全くタイミングがあってなかったのでもう一度投げられても打てないだろうと思ってました。
ところが5球目。
オリオールズのバッテリーは外角のカーブを選択します。
そして…
外角低めに落ちてゆく前でセスペデスが捉えて打球は低い弾道のままレフトスタンドへ飛び込みます!
ん〜すばらしいねえセスちゃん!^^)
読みが勝ちでしょうか、一か八かで狙ってたフシもありました。
(あ〜あ、これはオリオールズバッテリーのミスじゃねえのか??)
あれだけ内角を攻めて有効だったのに最後に外へ逃げてしまったのです。
もし最後のボールも2ストライク目と同じようなボールを投げていれば打たれなかったのではないか…
あのコースはたとえ打たれてもファールゾーンにしか飛んでいきませんから。
応援してるセスペデスが打ったホームランですから喜びは大きいのですがどうもキャッチャー心理として見ていた私としてはもったいない1球だと思うのです。
しかも完全に逃げてしまった感じがして…
この1球を見てふと思い出したのが元広島カープ、「炎のストッパー」として活躍した故津田恒美投手の言葉。
「弱気は最大の敵」
彼が南陽工業時代に出場した夏の甲子園でキャッチャーのサインに首を振り弱気で投げた外角のスライダーをレフトへホームランを打たれこれが決勝点で南陽工業は敗退しました。
それがきっかけで後に指導者に戒められ生まれた言葉だとか。
この場面の外角への逃げていくカーブ、そしてホームランとされたことが妙に今日のセスペデスの場面と重なりました。
(オリオールズバッテリーはセスペデスに対していい攻めをしていたのに…もったいないなあ…^^;)
ここからA'sは波に乗り5回に1点、6回に2点、そして8回にダメ押しで1点を追加し6−1で勝ちました(^^)
今日は昨日ほどオリオールズの粘りも無くレディックを休ませての勝利ですからA'sとしても大きいでしょう。
オリオールズさんよお、弱気で投げた外角のカーブの代償は大きかったですな〜^^;)
さて明日はデーゲーム。
スイープしましょうか、オリンピックの方も忙しいですがきちんと応援しますから!^^)
頼みましたよ!
Go A's!!!