報復ジャッジも味方にA'sが踏ん張った

ヤンキースとの第3戦目です。

A'sの先発はA.J.グリフィン、ヤンキースは黒田投手。

初回A'sは2アウト満塁のチャンスから黒田投手の暴投で1点を先制します。
しかしこの後2,3塁を生かせず1点止まり。

A'sはこの3連戦いきなりランナーを出しチャンスを作り先制点を取れるのは良いけどその後がだめ><)

さてその裏のヤンキース3番アレックス・ロドリゲスの打席での出来事。

2ボール2ストライクからの5球目でした。
真ん中低めのボールに見えたのですが審判はストライクのコール。

これにロドリゲスが抗議します。

まあ当然だわな…)

画面で見てもそして敵方から見ても明らかなボール球。

しかしロドリゲスは食い下がります。

そしてその後ベンチからも執拗に審判にジラーディーかコーチが抗議というか野次か?

審判も試合を止めていい加減やめないと退場にさせるぞといったやりとりがありました。

2回表A'sは先頭のドナルドソンがヒットで出塁。
1アウト後ぺニントンがライトへツーランホームランを放ちます。

まぐれというかライトの狭いヤンキースタジアムだからか…しかしランナーもいたしこれは大きいな^^)

3−0とA'sが序盤好調な滑り出し。

しかし4回裏ヤンキースはスイッシャーの2ランで3−2と反撃します。
さらにその後3連打と内野ゴロで3−4と逆転に成功。

このグリフィンは大きなカーブが特徴だけど見ようによれば単なるスローボール。今日はヤンキース打線に狙われたな…)

スイッシャーのホームランといいイバニエスのタイムリーといいその緩いカーブを打たれました。

5回表A'sはぺニントンのライト線へのヒットから1アウト2,3塁でセスペデスが同点のタイムリー。

いいね♪^^)

しかしその後の1アウト1,3塁は得点できず。

6回表A'sは1アウト2塁のチャンスにぺニントンが三遊間をゴロで抜くタイムリーで5−4と逆転します。

おいおいペニちゃん今日はどうしちゃったんだよ…^^;)

ここ数試合の私の「ペニントン批判」が効いたのか今日は3安打3打点の固め打ち。

そりゃあ打つことに越したことはないけどさ君は打率が2割ちょっとでいいよ。たまに意外性な当りがあればよい。それより守備できちんと守り走塁やバントで相手を少しでもかく乱させる役目をもっとしてほしい…)

スイッチヒッターだし彼の体型からしてもっと俊足でもいいのですが足が遅く2打席目もライト線の当りは2塁を陥れても良かったんじゃない?という打球でした。

さて1点差ですがA'sは5回1アウトから継投に入ります。

ブレビンスがその後を抑えクックが6回ツーアウトから7回を、おとといサヨナラホームランを打たれたドリトルが8回その相手のマーチンを打ち取るなどして9回はバルフォア登場。

2試合連続でサヨナラ負けをしているからな…嫌な気持ちだよな…ーー;)

最後の最後まで何が起こるかわかりませんから見てるこちらも緊張します。

特に先頭はこの日もヒットを打っていた好調イチロー選手。
そして一発のあるロドリゲスにカノーですから…

そのイチロー選手に対してバルフォアは3ボールとしてしまいます。

うわ〜まずいな…ーー;)
と思いましたが1ストライクを取り次の5球目でした。

私はキャッチャー心理でフォアボールが怖かったのでこの場面イチロー選手にもう1球見送られるのが嫌でした。

しかしカメラがイチロー選手の顔をアップした時彼がチラッとサード、もしくはレフトに視線がいってました。

バントか?)

まだ1ストライクですから見送るもしくはファール覚悟のサード線にバントも考えられました。

どうするんだ?もう1球見逃してフルカウントまで持っていくのかサード線にバントかそれとも思いっきりフルスイングでホームランを狙いにくるのか…)

そして5球目…どするすイチロー!)

イチロー選手は外角のストライクを流し打ちでファールにしました。

そうか、ヒッティングかあ…)

見逃してこず。

イチローも強気だなあ…)
しかし心理的には同じフルカウントでも3ボールから2つストライクを見逃してと打ちにいって捉えられずファールとしてのフルカウントですから今度はバッテリーが有利か。

そして6球目を打ってレフトフライ。

まずは1アウト。

次打者ロドリゲス。

今日は初回の疑惑のというより誤審の三振から3つの三振を喫して完全に感覚を狂わされています。

しかしこの打席1ストライクからの2球目でした。

ライトへ上がった打球は平凡なライトフライかと思いましたが。

ところがレディックがずっと上を見上げ少しづつフェンスに下がり何とフェンス1,2歩についたにも関わらずまだ上を向いてしかもジャンプする準備をしています。

うっそお!これ入るのか!!)

これが入ったらまさに奇跡。
ヤンキースは勢いのままこの試合も制しプレーオフどころかワールドシリーズにまで突っ走ってしまいそうなそんな希望が生まれそうな一撃でした。

一方我々A'sファンとしては

頼むレディック!それだけは阻止してくれ!捕ってくれ!!)

そしてボールが落下してどうなったかというと…

レディックがややジャンプして捕球!

よっしゃあ!^^)

危ねえ危ねえーー;)

そして最後はカノーが見逃しの三振でゲームセット。

A'sがからくも逃げ切りました(^^)

1勝するのがこんなに大変だなんて…やっぱりプレーオフ争いとなると凄まじい試合だらけだ)

しかしその後ですがストライクで見逃し三振をコールされたカノーが審判に抗議してました。

実はこの試合あの初回のロドリゲスのストライクを巡って審判とロドリゲス、監督、コーチが罵り合った後ヤンキースへのジャッジが厳しくなりました。

ジーターの2打席目のストライクも正直低すぎたしA'sのドナルドソンがショートゴロで1塁セーフになったのも明らかにアウトです。

5回のグランダーソンがブレビンスの内角からのカーブで取られたストライクもボールくさかった。

思うにヤンキースのあの抗議から審判団の「ヤンキースいじめ」が始まったんだと思います。

メジャーの審判は自分の判定に絶対の自信と威厳を持っています。

どんなにそれがミスジャッジであろうとそれも試合の一部分として流すほどの器量が無いと執拗に抗議した場合は後で「報復ジャッジ」を喰らいます。

もちろん抗議自体はロドリゲスやジラーディーがするのは当然で内容も正しいのでしょうがほどほどにしないと相手も人間ですからおもしろいわけもなく職権乱用だろうが何だろうがやり返してきます。

あの初回のストライクの抗議は回をまたいだ後もしきりにヤンキースベンチから叫んでいるのがわかり完全に審判を敵に回しました。

A'sの選手に不利な判定も1つか2つあった気もしますがヤンキースへの理不尽な判定が多かったのは明らかです。

まあそれにも助けられたけどとにかく勝って良かった!^0^)

ここでスイープを喰らうか1勝2敗でゲーム差1を縮められただけで済んだとみるか非常に大きなところでしたから。

さあこれで気持ちよくテキサスに乗り込めます。

残り10試合でそのうち7試合がレンジャーズというまさに大一番です。

まずは敵地での4連戦。

確か7月のオールスター前以来レンジャーズと対戦していませんからあれからお互いどう強くなったのか気になるところです。

レンジャーズはオズワルトやデンプスターという他チームのエースを引き抜きました。
しかしA'sはコロン、マッカーシーがいませんしその後大きな補強なり新人が現れてる状態ではないです。

しかしチームは大躍進を遂げておりこのヤンキース戦も何とか踏ん張りました。

あとは…

レディック!君だけだ!君が爆発すればレンジャーズを叩けるぞ!!)

いよいよクライマックス、

DEAD OR ALIVE!

後ろからはエンジェルスが迫ってきています。

果たして制するのはどこか。

それはもちろん…

A's!

気持ちも高らかに

Go A's!!!