侍JAPANの敗戦 その2 〜未来のJAPAN戦士に期待〜
さて今回久々に日本のプロ野球選手のプレーをじっくりと見させてもらいました。
昨日大事な場面で盗塁死したとはいえ今大会(前大会も)内川選手の活躍は見事でしたし内川選手の前にヒットタイムリーヒットを放った井端選手はいち選手としては感激すら覚えた選手です。
これだけ難しい場面で徹底して右に打てるなんてまさに職人技…)
右打ちだけでなく確実にヒットできる能力を持っている、練習を積み重ねた結果なんだなあと。
そして鳥谷選手も今回は気になりました。
体の線は細いけどやっぱり野球のセンスは抜群だ…)
またちょっと残念だった選手もいます。
例えば長野、坂本選手の巨人コンビ。
この5年間日本のプロ野球シーズンを見ていない私ですがインターネットでちょくちょく結果を気にしていました。
坂本選手は高卒ながら巨人で早々とデビューし才能を一気に開花させたということで大いに注目していました。
そして長野選手はドラフトで2度も入団を拒否して巨人に入ってじゃあその実力はどんなもんなんじゃ?と色眼鏡?的な感覚で見ていたのですが入団後結果を残しています。
この2人の若き右打者がプロ野球で残している成績をWBCで発揮してくれれば日本の打線もかなり期待できると思ってました。
しかし…結果はご覧の通りでした。
そしてもう一人。
私の中で一番期待していたと言っても過言ではありません。
中田翔選手。
今では日本で居なくなってしまった右の長距離打者の卵として大いに期待していたのですが…態度は非常にデカくなった印象を見受けますが(^^;)
昨日の9回裏も3球とも同じ球を空振りしていました。
ん〜あの打席で打てばなあ…というか君の実力はこんなもんじゃないと思うのだが…)
まあそんなに右の強打者にこだわる必要はないのかもしれませんが今回のWBCを見ていても韓国やオランダの右打者は体格もよくブンブン振り回してくる姿勢は見てる方としては怖かったし逆にもし自分達のチームにいてくれたら頼もしいのにと思いました。
そんな選手今日本にはいません。
せいぜい西武のおかわり君ぐらいか。
そんな日本球界で中田選手は貴重なセンスの持ち主だと思ってます。
坂本、長野、中田…この若い選手達が次回のWBCで打線の核になってるはずです。
この経験と次回のWBCまでにさらなる実力をつけて必ずやチャンピオントロフィーを奪還してくれると信じています。
さて野手だけの感想となってしまいましたがそれはこと投手に関して日本は毎年いい投手が出てきますしその投球技術は世界一だと思ってるのであまり心配はしてませんでした。
ただやはり今回は昔の上原投手や松坂投手という絶対的で馬力のある投手がいなかった印象はあります。
マエケン、田中投手はそこまでになっていないし彼らも今回の経験とこれからということでしょうか。
とにかく今回は負けてしまいましたが上記に名前の出てきた若い選手達がこの先2,3回のWBCメンバーとして活躍することを願ってます。
そして最後に今は私の年上現役プレーヤーはほとんどいなくなったのですがその中でもまだ日本の代表チームに呼ばれた選手がいました。
稲葉選手です。
稲葉選手は私の一つ年上でヤクルト時代は脇役でいい活躍をしているなあと感じてました。
法政大学で優勝を経験しドラフトでヤクルトに入団し優勝、そしてメジャーを目指してFA宣言したもののメジャーから声は掛らず日本ハムに入団して優勝、そしてWBCでも活躍しました。
今回はそこまでトントン拍子とはいきませんでしたが彼の存在はとても大きかったと思います。
その稲葉選手も今回で代表を引退するそうです。
ん〜何か希少な昭和の残り香のする選手がまた一人去っていくんだなあ…)
残念ですが十分日本代表に尽くしてくれました。
後は後輩達が引き継いでくれるでしょう。
稲葉選手御苦労様でした!