セスペデスのプラスとマイナス
エンジェルスと死闘19回を終えたその日の夜すぐに第2戦がありました。
いつものオークランドライトブリーチャーのメンバーは揃っていましたがみんな誰もが疲れきった様子で話掛けてみるとみな一様に「家に帰っても寝つきが悪かった」「寝なかった」との返事が返ってきました。
そしてそのまま仕事や学校に行きまたここに…
みな疲労してる感じです。
応援の声も心なし小さかったし。
私も時差ぼけが徐々に改善されてきたにも関わらずこの日でまた逆戻り。
そしてこの試合が終わって家に帰ると家でぐったりとなりブログの更新が出来ませんでした(><)
なので第3戦とまとめて簡単に。
第2戦は10−6でA'sが連勝。
先発のパーカーの好投と打線が奮起。
特に3番セス・スミスと4番セスペデスが合計で8打数4安打7打点をたたき出しエンジェルスの強力打線のお株を奪う活躍。
しかし復帰後のセスペデスは凄いなあ…見てると凡打以外はホームランかフェンス直撃の打球ばかりのような気がする…)
守備でもどこの場面だったか2度ほどバックホームでレーザービームというより
「フィールドを劈く(つんざく)」
といったような豪快なバックホームで2塁ランナーを3塁にとどまらせる場面もありこの人はやはり凄い身体能力を持ち合わせていることがよくわかりました。
翌第3戦目。
平日昼間のライトブリーチャーはやや寂しげな光景。
普段見れない逆に座ってる連中がすぐに見えます。
といってもこれでも結構入ってたんですよ、いつもの年に比べれば去年と今年の快進撃のおかげで^^;)
さて第1戦の死闘を勝利したのは大きかったのですがその代償なのかココとブレット・アンダーソンが故障者リストに入ってしまいました。
これは痛いなあ…><)
ココは攻撃の要だしアンダーソンも頼れるピッチャーですから。
しかし怪我する人間はいつも同じになってきた…)
同試合の延長戦で一塁に駆け込んで負傷したヤングもどこまでプレーできるか不明です。
さて試合ですが2回にエンジェルスがケンドリックのホームランで先制するも3回裏A'sはセスペデスのデッドボールから連続二塁打で2−1と逆転。
ところが5回に追いつかれると6回に先頭打者のトラウトにホームランを打たれ逆転、さらにトランボーにも3試合連続のホームランを打たれ2−4とされます。
おとといはプホルズに2発とトランボーに1発、昨日はトランボーに1発、そして今日はトラウト、そしてトランボーか…やはりこの当りのエンジェルスの打線は凄いーー;)
6回裏A'sは1アウト満塁のチャンスもノリスがサードゴロダブルプレーで得点ならず。
ここはこの試合のポイントだった気がするなあ…)
8回表エンジェルスはアイバーがライト前ヒットで出塁。
ここでA'sは先発のミローンからニシェックへ交代。
いやーここで追加点取られたら厳しいぞ…何とかふんばってくれ!)
続くはトラウトだったので嫌な展開でしたがここでアイバーが盗塁を試みるも失敗でアウト!
よっしゃあ!これは大きいぞ!)
バッターは先ほどホームランで調子の出てきたトラウトでしかも次にプホルズ、トランボーと続きますからこれは大きかった。
そしてトラウトは2ボール2ストライクからの5球目をセンターへ弾き返します。
大きい当たりであわやフェンスを越えるかという当り。
しかしあらかじめ深く守っていたこの日ココが怪我で出れない代わりに入っていたセスペデスが追いつく感じ。
これは捕れるな…)
そう思った瞬間でした。
何とセスペデスは捕球する瞬間にワーニングトラック(外野芝生とフェンスの間にある土の部分)で何とスリップして尻餅をついてしまい打球はフェンスを直撃して転々とグランドに転がります。
うっそー!セスちゃんそりゃねえよ!!><)
球場全体が悲鳴に包まれます。
そしてトラウトは3塁へ。
あー、そんなはずはねえよ…ココだったらーー;)
普段は慣れていないセンターだったからでしょうか。
しかし去年も開幕直後のセンターの守備でセスペデスは何度か落球してるし2009年のWBC日本戦でも簡単なセンターフライを落球してます。
どうも守備があなあ…特に捕球する技術がイマイチなんだよなあ)
その後プホルズに犠牲フライを打たれ3点差に。
あ〜これは痛い追加点だった><)
8回裏A'sは先頭のフレイマンが死球で出るとココの代わりの昇格したモンツがメジャー初ヒットに初打点を記録、さらにロザレスのヒットで1点差まで追い上げます。
くう〜こう考えるとやはりあのセスペデスのプレーは痛かったなあ><)
しかし1点差なら今のA'sにはサヨナラというハッピーエンドが待っています。
9回表をコケ・クックが0点に押さえてA'sは最終回を迎えます。
先頭はその大きなチョンボを犯したセスペデス。
ここは一発でもいいし何でもいいから塁に出てくれよ!)
するとセスペデスはデッドボール。
おいおい!エンジェルス!今日セスペデスは2回目だぞ!−−;)
1打席目にも当ててるので球場内はざわつきます。
しかしこれでノーアウトのランナー。
いける!今日もサヨナラだ!)
バッターは5番打撃好調のドナルドソン。
右打ちなのでダブルプレーの可能性もありますがこの時はそれよりもヒットになりそうなというかヒットに違いないという希望にも似た思いです。
セスペデスも行けたら盗塁で2塁を取れよ!)
スタンドはもうサヨナラ勝ちを予期してるかのような歓声。
そしてです…
執拗な牽制から何球目か覚えてないのですがセスペデスがスタートをきります。
キャッチャーからのボールはやや上に逸れてその下をセスペデスが這うようにヘッドスライディングで勢いよく滑り込みます。
セーフっ!
審判の両腕が広がってこれでノーアウト2塁。
もう球場は割れんばかりの歓喜の声が響き渡ります。
よしっ!これで同点はいける!そしてサヨナラでエンジェルスをスイープだ!)
誰もがそう思った時です。
何とセスペデス…
勢いがありすぎてヘッドスライディングでセカンドベースを通過してしまいオーバーランに!
あっ!
そしてショートのアイバーが改めてタッチ。
アウトー!!)
審判の激しいジェスチャーでアウトが宣告されると歓喜は一転して悲鳴に変ります。
地面を両手で叩いて悔しがるセスペデス。
おいおいおいおい!!!セスちゃんどうしてよお!!!><)
せっかくの好プレーもこれじゃあ台無しよ…
どうも守備といい攻撃といいこの人は良いんだか悪いんだかわかりません。
いや、もちろんいてもらった方がいいんですがもう少し精度の高いプレーを意識してほしい。
この人のプレーのが精度が高くなればA'sの勝率もさらに高くなるのに…。
あ〜もったいないアウトだった><)
さらに私のストレスを感じる出来事が起こります。
この後2アウト1,2塁まで責めこの日メジャーデビューで先ほどタイムリーを放ったモンツ。
ここで何とメルビン監督は代打ソガード。
ええええ!何で!!??)
相手投手が右だから左打者のソガード??おいおい!かんべんしてくれよメルビン!!−〆ー;)
このモンツは始めてみましたが右打者の良い選手です。
最初の打席では良い当たりのレフトーライナー。
2打席目こそチャンスで凡退でしたが3打席目はあわやライトスタンドへホームランという当り。
右であそこまで飛ばせるなんて…)
そして先ほどはメジャー初打点を記録するタイムリー。
去年までなら活躍したルーキーにチャンスを与えていたのにどうしてここは代打なんだよ!−−;)
しかも代打にソガードってだめだろ…。
モンツには私が期待していてなぜかメッツに放出されたブランドン・ヒックスに近いにおいがしたのですが…。
そしてこの結果です。
案の定ソガードはサードへのファールフライであっけなくジ・エンド。
エンジェルスにスイープならず。
あー腹たつ!!−〆ー;)
ソガードで試合終了ならまだモンツにしてほしかった…。
どうもメルビンが好きになれないところがまだ俺の心に存在するな…)
まあ終わってしまったので仕方ありません。
オリオールズにラッキーな勝ちをもらったのにフイにしたな…
私が渡米して7試合見たうちの勘定ですが何かそんな気がしました。
しかしおとといの延長戦もあり今回は疲れました。
明日(今日)移動日で今度はヤンキース戦です。
選手の皆さんご苦労さん。俺も時差ぼけで体がきついのですが皆さんも東海岸3時間差ですが体に気をつけてヤンキースをやっつけてきてくれ!)
Go A's!!!