気になるリベラともう一人…

ヤンキースとの第3戦目。

この試合A'sは初回いきなりカノーの2点本塁打で先制されるも3回裏に同点に追いつきそこから誰も予想だにしなかった消耗戦へと突入していきます。

ヤンキース先発の黒田投手が8回終了までA's打線を完璧に封じこみまたA's先発のパーカーも好投、お互い0行進が続き延長戦に突入します。

延長では両者ランナーを出すもののあと一本が出ず

(何だ?この締まりのない展開は??)

と名門ヤンキースと我がA'sの情けない試合内容に茫然としながら(それでも内心A'sが勝つと信じていた)BSの中継を見ていました。

それでも評価できたのは両チームとも延長戦で登板したピッチャーが頑張ったこと。

ヤンキースはウォーレンという若いピッチャーが6回を投げ抜きずっとA's打線を0点に抑えました。
そしてA'sも今まで私に散々ボロクソに叩かれていたジェシーチャベスが5回3分の2をヤンキース相手に抑えました。

やるじゃねえか!ジェシー!)

球場内でもイニングが終わるたびに「ジェシージェシー!」コールで称えてましたよ(^^)

いつになったら終わるのか…誰にもわからない試合はついに18回に突入します。

この時ヤンキースブルペンにいたのは前日、そして前々日も投げた病み上がりのチェンバレンと「レジェンド」のリベラ。
一方A'sはこちらも前2試合で投げたデューリトル。

条件的にチェンバレンとデューリトルは相殺されたとして残るリベラがいる分ヤンキースに有利です、誰が見ても…。

そして18回表、A'sのチャベスがおそらく自身キャリア初のロングイニングをまたもや0点に抑えたその裏でした。

ヤンキースはウォーラーが先頭のノリスを打ち取ったものの次打者ジェイソにヒットを打たれたところで交代。
出てきたのはここ何試合も登板してない「レジェンド」ことマリアーノ・リベラ

リベラという選手は…
今更ご紹介する必要はないかと思いますがメジャーリーグにおける通算のセーブ数の最多記録保持者でヤンキース一筋で活躍してきたまさに「伝説的クローザー」です。

ヤンキース一筋19年目、通算登板1078試合、631セーブ、総イニング数は1244、通算防御率は2.20…(全てはこの試合終了地点)

まさに生ける伝説のメジャーリーガーです。

しかし

画面で映し出されるリベラはどこか弱々しい表情&背中でした。

どうしたんだ??)

敵チームファンながら気になるリベラの様子。

というのは彼は今シーズンで引退を表明しているのですが数日前のニューヨークメッツとのインターリーグでクローザーを失敗しているのです。
しかもその内容が1アウトも取れずに3連打を喰らって負けたと言う彼のメジャー人生でも初めての屈辱的な打たれ方。

未だに引きずってるのか?)

ずっと彼を追ってきたわけではありませんがいつもの余裕のあるリベラの雰囲気とは違います。

それとも…)

というのは前回のニューヨークでのヤンキースとの第3戦目。

結果的には最後リベラに締めくくられたのですがA'sはリベラから1点を取りなおも逆転の場面まで彼を追い詰めていたのです。

その両試合を見た私はどこかリベラが無気力な様子で心配でした。

いや、もちろん無気力なんてことは無かったのでしょうが今まで「レジェンド」にふさわしいリベラの姿は無かったのです。

そして今日の試合も画面に映るリベラはその時と同じ姿でした。

(これは今日も同じパターンか…)

同じパターン=リベラが打たれる=A'sの勝利ですから当然A'sファンとしては嬉しい限りです。

そして…

その予測は現実となり2番スミスにヒットを打たれ1アウト1、3塁。
続くローリーを敬遠し1アウト満塁で4番途中出場のフレイマンにレフト前ヒットを打たれあっさりサヨナラ勝ちを献上してしまいました。

よっしゃあ!!)

延長18回の勝利に歓喜の輪が出来て大喜びするA'sナインと共に私も思わず手を叩いて喜びました。

しかし…

どこかこんな結末を醸し出していたリベラの姿が何とも寂しげでやるせない気持ちでした。

おいおい…どうしたんだマリアーノ???)

彼の気迫あふれて(いや実は毎回冷静で静かに燃えていたのかも)

絶対点はやらない!俺はメジャーの最多セーブ王なんだ!ヤンキースのクローザーなんだ!)

というオーラがこれっぽっちも感じませんでした。

何が原因なのか…私にもわかりません。

しかしこの試合を見ていた多くの現地のファンや日本人は恐らく私と感想を持ったのではないかと思います。

マリアーノの気持ちはわかりません。

しかし今日の彼はとてもいつものマリアーノではありませんでした。

ヤンキースが落ちぶれて行くのは一向に構いません。

しかし私はマリアーノには最後は有終の美というかメジャー史上最高のクローザーとして引退してもらいたいと思っています。

前述したニューヨークでのA's戦、サブウエイシリーズでのメッツ戦、そして今日のオークランドでのA's戦…ちょっと心配です。

さて、題名にもありますが気になるもう一人とは中島選手。

というのは前回の記事でも今のA'sに中島選手の参加は難しいと書いたのですが今日の試合で風向きが変わるのではないかと思ってる次第です。

というのはこの試合途中出場のロザレスが目も当てられない、いやものの見事に酷い結果を出しました。

4打数4三振…

しかも内容は全部酷かった。

10回裏 三球三振
13回裏 フルカウントから三振
15回裏 ツーアウト2,3塁から三振
17回裏 ランナー1塁で三球三振

元気いっぱい、ハッスルプレーでここまでやってきましたがはっきりいって全く戦力になってない。

しかも先日どこかの試合では送りバントで小フライを打ち上げしかも1塁に走らずダブルプレー、その後の守備でも何でもない1塁へのボールを暴投したこともありました。

もはやそんなハッスルプレーで許される段階ではない!−−;)

彼のことは去年から私も散々こきおろしていますが今日ほど酷い日は無かったです。

こんなのならいらない!!!ー〆ー;)

もうロザレスは解雇でもいいです。

とすると右の内野手をコールアップしたい…

となると…

中島か???)

メルビンが動く可能性もあります。

ついにナカジーがメジャーデビューか!!…

あくまでも私の考えですが…そこんとこよろしくーー;)