東京ヤクルト・スワローズ、バレンティンに感謝

いつの間にか9月も中盤に差し掛かりました。

日本ではヤクルトのバレンティンが王氏の持つ1シーズン最多本塁打記録に並びました。
過去2人の外国人選手がここまで辿り着いていますがいずれも記録更新まではいきませんでした。
それは外国人選手だけには王氏の記録を達成させたくないという露骨な敬遠など妨害によるもので見てる方も不快な気持ちでした。

(勝負を避ける投手、チームはプロとしてのプライドはないのか…同じ日本人として情けない…)

こんなことばかりやってるから日本のプロ野球は進化しない。

しかし今回は残り試合もまだまだあるようなのでさすがに投手も敬遠策で逃れることはできないでしょう。

おそらくバレンティンは56号を打つでしょう。

そしてそれは新たな日本プロ野球の幕開けです。

とにかく某球団のくだらない呪縛から一つプロ野球界が解放されるわけです。
こういう古臭く荒んだ習慣はもっと早くに捨て去るべきでした。
これで記録が更新されれば来年からホームラン数に関しては記録阻止の敬遠なんていう腐った光景は見られないでしょう。
新たな記録に向かってファンとしても期待に胸をふくらませることでしょう。

しかし私はバレンティンにも一つ注文しておきたい。

『君は長年プロ野球界で偉大だったホームランバッターの記録を抜くわけだ。
これで日本プロ野球が前進することに感謝するとともに君はその記録保持者として正々堂々とプレーしそして周りの選手のお手本になる選手になってもらいたい。
今日新聞で見た記事では小川監督がバレンティンに話をしてる(注意してる)前で片手でチキンを食べながら聞いていたなんてのを見るとがっかりする。
私は外国人選手が日本の伝統あるスポーツで活躍してもらうことはいいことだと思ってる。
しかしがっかりするのは強くなると何でも俺様気分で通してしまうところ。
ひとつの例が相撲だ。
一昔前、私がよく相撲を見ていた頃は小錦、曙、武蔵丸ぐらいだった外国人力士がいつの間にかモンゴルを始め欧州や中東の力士も誕生し上位力士として名前を連ねるようになった。
しかし外国人気質なのか強くなると、横綱になると相撲の伝統はどこへやら勝つためには手段を選ばずおおよそ横綱には似つかわしくない態度や相撲が目立ってきた。

朝青龍は土俵上で暴力的な相撲だったし私生活では素行も悪かった。
白鵬は強いけどどこか正面からぶつかろうとしない。
日馬富士なんてすぐに立ちあいを変化して横綱相撲としてはもっての外だ。
どうも彼らを好きになれない。
せっかく横綱の地位を獲得したのに。
そう考えるとそんなに好きではなかったが貴乃花横綱として正面からぶつかり堂々とした相撲をとってたなあ…。
相撲人気が落ちたのも日本人力士が弱いということだけでなく横綱に昔のような清さや威厳がなくなったからではないか。

戻ってプロ野球だが長年の王氏の呪縛をバレンティンが解こうとしている。
日本プロ野球の悪しき伝統を取りはらってくれようとしている。
断っておくが王氏の記録を悪く言っているわけではない。
その記録を外国人選手に更新させないよう妨害行為をしてきた奴らに言ってるのだ。

バレンティンありがとう。
早く記録を更新して1本でも多く記録を伸ばしてくれ!
そして新しい本塁打記録保持者として正々堂々と今後もプレーしていってほしい。』

思えば私は今年のWBC東京ラウンドで2試合オランダの試合を観ました。
その時オランダのバッティング練習を見てピンポン玉のようにスタンドへ放り込む光景は度肝を抜かれたものでした。
それがまさかこんな展開になっていくとは…。

記録達成の日が待ち遠いです。

というわけでA'sのことを書こうと思ったのですが明日以降に。
何だかこちらもとんでもない展開になってるようで(^^;)

先日のオリンピックの東京開催決定もそうですがいろいろと衝撃的な出来事が起きてます。

まだまだ続きはこれからです…