ターナーフィールド その2 〜名物なのに…〜
さてナショナルズの練習後球場内を散策します。
なぜかこの球場は新しい球場のようにエスカレーターやエレベーターがすぐ近くに設置されていません(と思います)
後で気づいたのですが球場の外側に左右1台づつエスカレーターがあるのを目撃しました。
この球場は1996年のオリンピック時は陸上競技場として使われたのですがその後新しく球場に使うという前提で作られたものです。
なので他の球場とちょっと造りが違うのかな…
私は体力があるからいいけどそれでも上に上がるまでに息が切れました。
途中体格のいいおばちゃん、老夫婦を抜いて上がっていきます。
上にたどり着いて休んでいると彼らも上がって来て声を掛けます。
「ここはエスカレーターやエレベーターってもんがないんですかね?^^;)」
すると老夫婦の旦那さんの方が
「どうだかねえ、まあどっかにあるんだろうけど…いい運動にはなるわな笑)」
(ハハ…前向きだな^^;)
さてターナー・フィールドの最上階、やはり予想通り長い階段を上まで大変でした。
スクリーンは当時ギネス認定も受けた巨大なオーロラビジョン、きれいです。
スポンサーの看板も。
この牛は何を意味しいるんだ?
今日の私の席はレフトの外野席$27
最初窓口で値段を聞いたときはどうしようか迷いました。
(外野席なんて$15ぐらいにしておけよ…けど今の時代こんなもんか?他の球場はもっと高いし…)
オークランドに慣れてしまうとこういう感覚になってしまいます(笑)
チケット売り場の人も私の表情を見て悟ったのか
「この席は前から2列目の一番端だからホームランボールが捕りやすいよ!」
と私の心を揺らぐ一言を言ってきます。
(そうだなあ、ブレーブスにはチッパー、アグラもいるしヘイワードとマッキャンは左とはいえレフトスタンドの前の席ならホームランが飛んでくるかも。それにナショナルズもワース、ジマーマン、モースという右のホームランを打てる打者もいるし)
というわけでこの席を購入。
実際この試合でモースが右中間スタンドへジマーマンがライト左中間スタンドへホームランを打ちました。
(それにしてもこのモースは最近出てきた選手みたいだけど凄いパワーだな…)
打った瞬間ホームランのあたりで見ていた観客も自分達の頭上を飛び越えていく当りに口をあんぐり開けながら打球を見上げボールは誰もいない右中間奥の座席まで飛び込んでいったのです。
観客と言えばブレーブスファン、何でこんなに少ないの???
確かに所属しているナ・リーグの東地区はフィリーズが独走状態だけどワイルドカードで首位につけているじゃない。
しかも2位のジャイアンツにもいくらか差をつけているからこのままいけばかなりの確率でプレーオフにいけます。
もう少し応援に来ようぜ…
せっかく楽しみにしていたチャンスの時に全員でやるアトランタ名物「トマホーク・チョップ」(というのかな?)もどこか寂しげ。
そのせいかこの試合もホームラン3本を献上して9−2で負けました。
さて球場を出る前にお腹が減りましたがホテルの周辺に食べられる店がなかったことに気づきここで何か食べてゆこうと決めます。
するとブレーブスの中心選手、ブライアン・マッキャンが考案したのかわかりませんが彼の名前がついた店を発見。
そしてハンバーガーについてくるバニラシェイクが気になります。
と言うわけで今晩の夕食はこれに決定。
さてお味は…ハンバーガーはそうだなあ、マズイわけじゃないけどこないだのレイズバーガーの方がボリュームもあり肉も良かったかな。
バニラシェイクは飲んだ瞬間甘ったらしく後になると今度は何となくしょっぱくなるようなよくわからない味
(何だこりゃ…^^;)
どうもイマイチアメリカのスイーツは私の口には合わないようです…