オークランドの奇跡は続いていた!〜2年連続ウェストディビジョン・チャンピオン〜
A'sがホームでの最終戦で勝利し2年連続のディビジョン優勝を決めました。
パチパチパチ♪^^)
今年は現地からの報告ではないので興奮度も小さく優勝した実感もそんなにないのですがうれしいです。
それにしても見事なまでに去年の勢いを持続したな…)
もはやA'sの強さの説明は不可能に近いです。
カンセコ、マグワイア、リッキー・ヘンダーソンらスーパースターが多くいてワールドチャンピオンに輝いた時代、00年代にハドソン、マルダー、ジトの投手3本柱とジアンビー、テハダがいてアメリカンリーグ記録の20連勝を達成した時代、そんな時代もありファンを魅了してきたA'sですが今は知名度すらないような選手だらけなのにレンジャーズやエンジェルスと言う巨大勢力にも勝ってしまう不思議〜なチームとなりました。
金を出したら勝てるといった常識を覆すA'sの快進撃
常に何かしらの話題で強豪チームとなってきたA'sが今度はお金もない、スター選手いない、ファンは少ない、球場は汚い、でも強い…「説明不能な伝説のチーム」になろうとしてます。
あ〜いいなあ…現地で観たいな…)
私のハートに再び火がつき始めています。
やっぱり現地でこの歴史的興奮を体験する必要があるんじゃないか???
…
これで渡米なんかしたらまたもや俺の人生が狂うのか???
いやいや…
そんなこともねえか、すでにここまで狂ったんだから^^;)
というわけで…
水面下でオークランドに行くことを模索し始めています。
時間やお金、滞在先、チケットの問題等クリアすることがいっぱいあります。
しかし一つづつ解決し再びオークランドで興奮したい…
行くか???
川崎宗則がワールドチャンピオンチームを変えたかも…
レギュラーシーズンが大詰めを迎えています。
大方どの地区も地区優勝チームは決まり。
我がA'sもついにマジック1となり2年連続の地区優勝はもう決まりです。
凄い♪凄い♪^^)
さてそうなってくると気になるのがプレーオフの組み合わせ。
プレーオフの組み合わせはリーグで勝率1位のチームがワイルドカード2チームがワンゲームプレーオフを行いその勝者と、2位のチームと3位のチームが対戦相手となりお互い勝ち上がったチーム同士でワールドシリーズ出場権を争います。
現在アメリカンリーグは1位がレッドソックスでわずかな差でA'sとタイガースが追っており最後までわかりません。
ただ昨日まではおそらく1位、つまりアメリカンリーグ優勝はレッドソックスが有力だろうと私は思っていました。
チームの勢いも衰えずA'sやタイガースにもわずかながらゲーム差があったので。
ところがです。
今日の試合結果でその様子が変わってきそうです。
なぜそう思ったのか。
前日に地区優勝を決めたレッドソックス、あとは少し主力選手を休ませながらリーグ優勝を目指しプレーオフに備えるだけです。
方やブルージェイズは優勝を逃しあとは来年のための若手起用が主ですが同時に同地区のチームとして簡単には優勝させないぞという気迫で向かってました。
場面は3−2でブルージェイズリードで迎えた8回表1アウト、バッターは川崎選手。
ブルージェイズの粘りに遭いなかなか同点にできないレッドソックス。
画面から感じる勝ちへの執念はブルージェイズの方がありました、どちらが優勝したチームなのかわからないほどに。
さてこの場面で川崎選手のあたりはピッチャー脇への内野ゴロ。
これをピッチャーがはじきセカンドがカバーしてファーストへ投げました。
川崎選手は懸命に1塁へ走り込みギリギリセーフ!…と私には見えました。
ところが1塁審判の判定はアウト。
そのジャッジを見た瞬間川崎選手はヘルメットを脱ぎ地面にたたきつけ審判に喰ってかかろうとしてました。
そこで即座に退場のコール。
ん〜こりゃあ酷い判定だ、怒るのも無理ないなーー;)
すぐにブルジェイズ監督のギボンズもベンチを飛び出し1塁審判に抗議しに行きましたが判定がくつがえるわけもなくそのまま川崎選手は退場となりました。
この時の彼の表情は殺気だってもいたしどこか冷静なようにも見受けられました。
川崎選手はセーフをアウトにされたことへの怒りはもちろんですがここで自分が出塁できるかどうかで追加点が取れるかもしれない、この試合を左右するかもしれない非常に大事ランナーだとわかってたのです。
最後までチームの勝利のため、レッドソックスに簡単に優勝させないため、メジャーリーガーのプライドのため…この試合は意地でも勝たなくてはいけないというオーラを感じました。
また川崎選手自身も来季もまたチームに残留できるよう必死にプレーして自分をアピールする試合でもありました。
数少ない出場機会をモノにするため彼は死に物狂いでプレーしていたのです。
結局この回ブルージェイズは点が取れませんでした。
しかし9回表に1点を追加し4−2、そのまま試合終了となりブルージェイズが勝ちました。
私はこの川崎選手の退場前のブルージェイズの気迫、そして退場劇を見ていてブルージェイズが何が何でも勝つというギアがもう1段上がったように見えました。
ムネもあそこまで燃えている…俺たちもやるぞ!必ず勝つぞ!)と。
レッドソックスは下位チームであるブルージェイズ戦ですから当然今日も勝てるだろうと油断があったかもしれません。
昨日地区優勝も決めたし今日も何とかなるだろう…みたいな。
ジェイズもそんなにはりきるなよ…なんてことはまあ思ってはいないのでしょうがどうにも画面から伝わる様子はブルージェイズが勝ってました。
ジェイズにはただの1勝かもしれないがレッドソックスには運命を狂わされた1敗かもしれない…)
さあ、勝てるはずの試合を落としたレッドソックスはまさかの敗戦で状況が変わってきました。
A'sも勝ちタイガースも勝ちゲーム差が縮まったのです。
これでリーグ優勝の行方がわからなくなってきた…。
レギュラーシーズンの順位によってプレーオフのアドバンテージも変わってきます。
ゲーム差が大差で順位が決まったのならならともかく最後の最後、わずかな勝率の差でアドバンテージを逃すのはポストシーズンを戦う上で非常にマイナスとなってきます。
今日レッドソックスがブルージェイズに負けたのは非常に痛いです。
そしてこの試合でブルージェイズを点火させたのは川崎選手だったと思います。
ほぼプレーオフの組み合わせが決まりかけていた事態が一変しました、
川崎宗則の退場で。
もしこれでレッドソックスがわずかな差でリーグ優勝を逃しさらにプレーオフでアドバンテージを取れなかったために負けたなんてことが起きたら今日の敗戦が原因となるかもしれません。
2013年アメリカンリーグ、いや強いて言えばワールドチャンピオンの行方を変えたのは川崎宗則かもしれない…
この出来事を頭に入れながらプレーオフの行方を注目していきたいと思います。
マジック10!そして…レンジャーズにはがっかり
2013年シーズン、A'sにマジック10が点灯しております。
今行われているレンジャーズシリーズが始まる前にA'sが首位で2位レンジャーズに3.5差をつけていてレンジャーズ3連勝ならA'sの地区優勝も危なくなると予想していたのですが何と昨日今日とA'sが連勝しゲーム差は一気に5.5となりました。
出来過ぎ出来過ぎ♪(^^)
どうしてA'sが好調なのか。
去年から続いている快進撃を未だに理解することは難しいです。
しかし着実に彼らは強くなってるし粘り強いです。
シーズン前のラウリーの補強は当たってますしシーズン途中で獲得したカヤスポも間違っていなそうです。
そしていつの間にか復帰したカート・スズキとダレック・バートン。
この2人は正直私の中でボロ糞に言われ続け去年放出されたり降格されたりで散々でしたが今回は出戻りで活躍してるみたいです。
野手は駒が揃いました。
レギュラーとして定着してる選手は少ないですが出てきた選手がよく活躍してます。
そして投手陣ですがここにきて大きいのはブレット・アンダーソンが復帰、さらに中継ぎにいること。
アンダーソンは先発も出来ますから仮に先発陣の誰かが怪我や不調で離脱してもすぐに穴を埋められます、しかもエース級。
去年サンフランシスコ・ジャイアンツのリンスカムがプレーオフで中継ぎをやったような形なのです。
投打にスーパースターどころかスター選手もいないA'sですがチームは現在絶好調です。
今日レンジャーズに勝ってゲーム差5.5、プレーオフはほぼ確定となりました(^^)
さてA'sの快進撃の立役者となったのがレンジャーズ。
あれだけの選手を抱えながら今年は去年より酷い状態。
今日もダルビッシュを見殺して0−1で敗戦。
何だかなあ…)
A'sが勝つのはうれしいのですがやはり勝負は接戦でないとおもしろくありません。
去年のA'sの勝ち方はまさに奇跡の連発で最後の最後で優勝できましたが今年はA'sらしからなぬ展開でついにマジックまで点灯しました。
A'sの健闘もありますがレンジャーズのコケっぷりがA'sの西地区首位を後押ししたのは言うまでもありません。
まだハミルトンやヤングがいた方が緊張感あったなあ…)
今年出てきたプロファーや新加入のピアジンスキーもまずまずいいですが明らかに打線の質は低下した感じです。
もっとライバルが強くなくては張り合いがないというものよ…)
この大事な3連戦、もしレンジャーズが3連勝したら一気に面白くなるはずでした。
しかし昨日大差で負けていたゲームを8回裏一挙に6点取って追い上げたにも関わらずもう一息で勝てなかった。
そして今日も1点が取れず負けて最後の最後で勝ちを逃しまさかの連敗。
これで終わりか?)
レンジャーズはワイルドカードすら危うくなってきました。
何だかなあ、今日の中継でもスタンドはガラガラだったしなあ。週末土曜日の直接対決であの観客数とは相手がA'sとか関係ないし。レンジャーズファンも見放したか?)
まだ試合数はあります。
レンジャーズの奮起で最後まで楽しませてくれることを願います!
東京ヤクルト・スワローズ、バレンティンに感謝
いつの間にか9月も中盤に差し掛かりました。
日本ではヤクルトのバレンティンが王氏の持つ1シーズン最多本塁打記録に並びました。
過去2人の外国人選手がここまで辿り着いていますがいずれも記録更新まではいきませんでした。
それは外国人選手だけには王氏の記録を達成させたくないという露骨な敬遠など妨害によるもので見てる方も不快な気持ちでした。
(勝負を避ける投手、チームはプロとしてのプライドはないのか…同じ日本人として情けない…)
こんなことばかりやってるから日本のプロ野球は進化しない。
しかし今回は残り試合もまだまだあるようなのでさすがに投手も敬遠策で逃れることはできないでしょう。
おそらくバレンティンは56号を打つでしょう。
そしてそれは新たな日本プロ野球の幕開けです。
とにかく某球団のくだらない呪縛から一つプロ野球界が解放されるわけです。
こういう古臭く荒んだ習慣はもっと早くに捨て去るべきでした。
これで記録が更新されれば来年からホームラン数に関しては記録阻止の敬遠なんていう腐った光景は見られないでしょう。
新たな記録に向かってファンとしても期待に胸をふくらませることでしょう。
しかし私はバレンティンにも一つ注文しておきたい。
『君は長年プロ野球界で偉大だったホームランバッターの記録を抜くわけだ。
これで日本プロ野球が前進することに感謝するとともに君はその記録保持者として正々堂々とプレーしそして周りの選手のお手本になる選手になってもらいたい。
今日新聞で見た記事では小川監督がバレンティンに話をしてる(注意してる)前で片手でチキンを食べながら聞いていたなんてのを見るとがっかりする。
私は外国人選手が日本の伝統あるスポーツで活躍してもらうことはいいことだと思ってる。
しかしがっかりするのは強くなると何でも俺様気分で通してしまうところ。
ひとつの例が相撲だ。
一昔前、私がよく相撲を見ていた頃は小錦、曙、武蔵丸ぐらいだった外国人力士がいつの間にかモンゴルを始め欧州や中東の力士も誕生し上位力士として名前を連ねるようになった。
しかし外国人気質なのか強くなると、横綱になると相撲の伝統はどこへやら勝つためには手段を選ばずおおよそ横綱には似つかわしくない態度や相撲が目立ってきた。
朝青龍は土俵上で暴力的な相撲だったし私生活では素行も悪かった。
白鵬は強いけどどこか正面からぶつかろうとしない。
日馬富士なんてすぐに立ちあいを変化して横綱相撲としてはもっての外だ。
どうも彼らを好きになれない。
せっかく横綱の地位を獲得したのに。
そう考えるとそんなに好きではなかったが貴乃花は横綱として正面からぶつかり堂々とした相撲をとってたなあ…。
相撲人気が落ちたのも日本人力士が弱いということだけでなく横綱に昔のような清さや威厳がなくなったからではないか。
戻ってプロ野球だが長年の王氏の呪縛をバレンティンが解こうとしている。
日本プロ野球の悪しき伝統を取りはらってくれようとしている。
断っておくが王氏の記録を悪く言っているわけではない。
その記録を外国人選手に更新させないよう妨害行為をしてきた奴らに言ってるのだ。
バレンティンありがとう。
早く記録を更新して1本でも多く記録を伸ばしてくれ!
そして新しい本塁打記録保持者として正々堂々と今後もプレーしていってほしい。』
思えば私は今年のWBC東京ラウンドで2試合オランダの試合を観ました。
その時オランダのバッティング練習を見てピンポン玉のようにスタンドへ放り込む光景は度肝を抜かれたものでした。
それがまさかこんな展開になっていくとは…。
記録達成の日が待ち遠いです。
というわけでA'sのことを書こうと思ったのですが明日以降に。
何だかこちらもとんでもない展開になってるようで(^^;)
先日のオリンピックの東京開催決定もそうですがいろいろと衝撃的な出来事が起きてます。
まだまだ続きはこれからです…
我ら「マキリスト」 その3 〜まさかのブラックアウトとまたの再会を約束して〜
この日私は氏にメジャーリーグ関係の宝物を見せて頂きました。
氏が持参してくれたのはまずはイワン・ロドリゲスとカル・リプケンのサインボール。
非常に綺麗な字体でした、ちなみに私は両方とも持っていません。
そしてマリナーズ・佐々木投手のサインはスターバックス限定ボール?にサインがしてあります。
そしてイチロー選手が262本のヒットを打った時に発売された記念ボールも。
ん〜どれもレアものです^^)
逆に私が氏に見せたのは1990年の日米野球のプログラム。
事実上これが私が初めて本格的にメジャーリーグにはまったモノでしてそれを氏に見せました。
しかし…これらの画像を実はわたくしすっかり撮り忘れていました。
と言うのは恐らくこの辺りから話が盛り上がってきたのは良かったのですが何と私のアルコールが回ってきていたのです。
これは失敗だったか…)
いやそんなもんだろうな…第一ブログのことなんか気にして飲んでませんから(^^;)
さてあっという間に1次会が終わり約3時間が経過しておりました。
で店を変えて2次会へ。
やや騒がしいところに入ってしまったのですが我々の会話は続きます。
しかしここで思わぬ事態が…
何とわたくしここからあまり記憶がございません!
お店に入ったのも覚えてます。
どの席に座ったのかも覚えてます。
トイレには2回行ったのも覚えてます。
しかし会話の内容をよく覚えていないのです!
4時間もこのお店で話してたのに!
何と言う不覚…><)
寝てはいないのです。
みんなで話をし続けたのも覚えてます。
しかし会話の記憶がブラックアウトに近いのです!
何てこった…)
後でM夫妻の奥様に聞いたところ私は氏に同じような質問を食い下がるようにしてたように見えたと言うのです。
うわっ!それは何となく覚えてる!><)
実は聞きたいことの中で特に聞きたいことをここぞとばかりに聞いたらしいのですが万起男氏から納得のいく答えが聞けず恐らくそれが原因で何度も同じ質問をしていたものと思われます。
要するに単なる酔っぱらい(ーー;)
あいや…こりゃあまずかった…。
ビールだけしか飲んで無かったのですが量は覚えてません。
オークランドで染み付いた癖がこんなところで…)
不覚過ぎる!><)
しかも時間が思いの外に経っていて私のローカル電車の終電に間に合わなくなったことも発覚。
えっ!この店で4時間も話してたの!??
もう一度言いますがお店で寝てもいないし話をしてた記憶もあります。
しかし会話の中身を覚えてない!
なのに4時間って何よ!)
いや実を言うとこういう話をしてたと言われれば何となく思い出せるのですが自力で思いだせないのです。
はっきりと自分の意識が戻ったのはそろそろ帰ろうと促され時計を見た瞬間に私の終電に間に合わないことを知った時でした。
結局大慌てで駅に向かいロクに挨拶もできず解散しました。
うわっ!何と言う結末!><)
なので集合写真も撮り忘れました。
かあ、やっちまった…)
その後帰りの電車の中で私はバッグを抱えて座っていたのですがふとあるモノを思い出しました。
それは氏に頂いたサインボール。
あっ!)
実はこの日の記念に万起男氏にサインをもらったのです、ボールに。
そのボールとは私がオークランドに居た時イチロー選手に直に頂いたボールです。
なぜそんな大事なボールに氏のサインを頂いたのかと言うと氏の最も尊敬するメジャーリーガーは最後の4割打者テッド・ウィリアムス。
そのウィリアムスが次の4割打者に指名したのがイチロー選手。
そして氏はアメリカに行く時はわざわざイチローモデルのバットを持参し現地で野球の試合に入れてもらいその時はイチローの真似をしてアメリカ人を喜ばせています。
そんなつながりに何かロマンを感じてどうしてもイチロー選手からもらったボールに万起男氏のサインがほしかったのです。
これも一生もんの宝物だ…)
帰りの電車はまばらでしたが人はいました。
しかしそんなことも気にすることなくサインを眺めながらボールのにおいをしきりに嗅いでいました
オークランドのグランドの匂い、イチローの手の匂い、万起男氏の匂い、そしてただの皮の匂い…)
いろんな匂いを感じながら電車に揺られていました。
翌日私は万起男氏に飲み会参加とおみやげへのお礼と私の非礼を詫びたメールをしましたが氏からの返事の内容は〜とても楽しく過ごせて不快なことなど何一つなかった、そもそも7時間も喋り続けるなんてめったにあることではない、また呼んでほしい…〜という言葉が書かれていました。
ん〜とりあえず悪い会ではなかったようだ^^;)
ちょっと張り切り過ぎて酒に飲まれてしまったのは大いに反省しなくてはいけませんが。
けど氏が次回も参加したいとおっしゃってくれたことでホッとしました。
また会える日までいろいろな話が聞けるのを楽しみながら生きて行こうと思います。
だからKさん…
早く東京に帰って来なさい!(^^)
p.s. 「マキリスト」とは…万起男氏は何かを狂うほど好きになった人間達を〜リストと呼ぶそうです。なので我々は万起男氏大好き人間→「マキリスト」です…
我ら「マキリスト」 その2 〜ここが我々のフィールド・オブ・ドリームス〜
それは去年の12月の某日朝9時前でした。
前の晩から明け方、ついさっきまで友人と飲んでいた私は眠りの中にいました。
そこへ私の携帯電話が鳴り登録のない番号から電話がきました。
二日酔いと眠気がひどい状態で出てみると相手は低い声で
「あっ、もしもし、向井です…」
はいっ???)
思わず正座してしまい酔いも眠気も一気に…ふっ飛びはしませんでしたが体は反応してます。
実はこの数日前に何とか連絡を取れないものかと思いある行動(これは秘密です)に出ていたのですが反応がこんなに早く来るとは思っていなかったのです。
あいや〜こりゃびっくりだ…)
そして簡単に挨拶と連絡を頂いたことへ感謝を述べた後我々の飲み会にご参加できないかと誘いました。
ところがやはり仕事の方が忙しすぎてその時は無理と言われました。
しかしいずれ時間を取って参加したいと思うのでコンタクトだけは取りましょうということになったのです。
この時おそらく氏は出勤前だったと思うのですが20分近くしゃべりまして早口トーク。
私は本を読んでいたので想像はしていたのですがやはりメジャーリーグの話しになると声のトーンが上がりこの方熱いです。
その会話の中であの番組で優勝チームを予測した話が出たのですが氏が私に
「どこを予想しましたか?」
と聞いてきたので
「私は…マーリンズです」→大型補強失敗でまさかのナ・リーグ東地区の最下位
と答えると間一髪
「そりゃねえな!」
と一蹴されてしまいました。
その瞬間
(おいおい先生!タイガース→「氏の優勝予想チーム」だってワールドシリーズに行けたのはマーリンズからアニバル・サンチェスとインファンテを緊急で獲得したからでしょ!それに先生の横に居た弁護士さんもマーリーンズって書いてたじゃないですか!)
と、声高らかに反論しようと喉まで声が出てたのですが正直二日酔いで気持ち悪かったのとせっかく電話をもらえて何だかそんな反論ももったいないかと思い笑って流しました。
しかし氏は我々と会うことを快く引き受けてくれたので後はそのタイミングだけでした。
それから約9カ月ついにその機会がやってきました。
8月18日都内某所。
早めに来てこの日参加のMさんご夫妻と合流、お店の中で氏を待ちます。
そして予定時刻に氏が登場。
あ!これはどうも!)
氏は収録で会った時の髭がさらに伸びた姿をしてらっしゃいました。
さあここから思う存分飲んでやんややんや…と行きたかったのですが氏は一切アルコールを断ったということで氏はお水、やや静かな立ちあがりとなります。
なのでここは我々(特に私が率先して)が飲んで早めに場をつくろうかと思ったのですがこれが後に思わぬ展開に。
さて話はメジャーリーグ以外にもアメリカの話し等で盛り上がります。
特にM夫妻のご家族がアメリカにいるので。
また氏の本がきっかけとなって作られた「宇宙兄弟」がどういう経緯で作られたかなども聞きました。
私は氏の本を大体読みつくしていろんな質問があったのですが全部聞くわけにもいかないのである映画の話題を始めました。
それはケビン・コスナーの「フィールド・オブ・ドリームス」。
氏はこの映画のある場面でセリフと字幕が違うことに気づいてそれを追求したコラムを書いてます。
「米国の光と影と、どうでもイイ話」 P184 なんでこんなことになったのか
その場面は主人公のケビン・コスナーがフェンウェイパークでホットドッグとビールを2人分注文した時。
店員が小さな声で値段を言ったので聞きづらいのですが氏はよく聞こえなかったが$7のように聞こえたという。
日本語吹き替えも$7。
ところが英語版にして確かめてみると音声も字幕も$10と出ているのです。
えっ?なぜだ?)
そこで氏はさらに次の場面でケビン・コスナーが払った紙幣に注目。
ケビン・コスナーは最初に1枚紙幣を出してその後2枚追加で出している。
合計3枚の紙幣をケビン・コスナーは払っているのです。
ということは$10のモノを買うのに紙幣3枚はおかしい。
ならば最初に払った紙幣は$5で次に$1札を2枚払ってこれで紙幣3枚、合計$7が正しいと結論づけた万起男氏。
そこで私も挑戦。
DVDを借りてきて見ると確かに店員の声が聞きづらい。
しかしどうも私には$7と聞こえない、非常に聞きづらい…。
「テン アンド バックス…」のようにも聞こえる。
ん〜難しい…^^;)
そこで紙幣に注目。
確かに最初に1枚出して次に2枚出してる。
支払いが$10で紙幣3枚は確かに変だな…)
ところがです。
$10の支払いでも3枚の可能性を思いついたのです。
それは最初ケビン・コスナーが出したお札は$10、で後の2枚は$1札。
すなわち最初の$10は代金で後の$1札2枚は2人(ケビン・コスナーと役者名テレンス・マン)からのチップということで$1x2枚、これで札が3枚。
これなら英語の音声・字幕の$10の可能性もあるのです。
向井氏にそれをぶつけてみると
「そりゃあありえない!」と笑われました。
話を聞くとホットドッグを買う時にチップなんぞ払わないという。
しかし私が球場でモノを買う時に見た光景ではホットドッグだろうがビールだろうがチップを払うやつは払うのです。
特に店員に何か迷惑を掛けたり話が弾んだり感謝の念がある時はお客さんはチップを払います。
この場面でケビン・コスナーともう一人いた俳優(役柄名はテレンスマン)が会話をしながら注文をしていて店員が早く注文してくれよという態度をとっていたのです=店員に迷惑をかけていた。
しかもいかに昔の話しとはいえホットドッグ2つとビール2つで合計$7は安くないか?という私の疑問もあります。
しかし氏はあくまでもセリフが「$7」であるということで英語音声と字幕がおかしいというのが結論のようでした。
気になる方がいらしたらどうか試して下さい(^^;)
さてこんな話をしてるうちに氏から6月にアメリカへ行った時のおみやげがあると言われこんなTシャツを頂きます。
何と先ほど話に出た「フィールド・オブ・ドリームス」の実際に造られた球場に行ってきたというのです!
こりゃまた何と言う偶然!^^)
そしてちょっと気になる話を聞きます。
そこはトウモロコシ畑を切り開いた土地でその周辺はもちろんだだっ広い畑なんですが何とウエイド・ボッグスが参加してる投資グループが球場の周辺にテーマパークを建設するという話があるようなのです。
え〜そんなのあり??)
あの何もないところに造られた球場だからこそおもむきがあるというのにそこにテーマパークだなんて金儲けもたいがいにせい!
ちなみにウェイド・ボッグスというのは昔レッドソックスやヤンキースで活躍した安打製造機と呼ばれたスター選手です。
もうそういう金になりそうなことばかりしてロマンを崩すようなまねはやめてくれよ!ーー;)
私も一度行ってみたいところなのですがテーマパークが出来あがる前に行っておかないと…
我ら「マキリスト」 その1 〜向井万起男氏と飲みたい!〜
先日ある集まりがありました。
主催の目的はあるゲストとご対面することそして我々の仲間であるKさんが転勤で東京を離れるための壮行会。
ところがその肝心のKさんが直前に都合が悪くなり何と欠席。
こらぁっ!誰のスケジュールを一番優先してスケジュール組んだと思ってるんだ!−〆ー;)
せっかく時間を掛けて入念にスケジュール調整しようやくみんなの都合の合う日ができたのに。
(もう!その急用の理由が理由だけに何とかならなかったんかいな…)
さてこの集まり会、それは2012年3月に収録されたメジャーリーグ関係の番組に出演したメンバーの一部でその後も付き合いのある面々。
そして同じくその番組にパネリストで参加されていた方がこの日のゲスト。
その方とは…
ご存じあの宇宙飛行士・向井千秋さんの旦那さんであります。
実は以前ここでも紹介したのですがあの番組以来私には非常に気になる存在でしてその後氏の本を読み始めたところこれがおもしろい!
http://d.hatena.ne.jp/morishin57/20121223/1356327780
メジャーリーグだけのことはもちろんアメリカの政治、映画、文化等を絡めて物凄く掘り下げて説明していたり独自の調査でわかったことを書いてあるのです。
私も今まで多くのコラムや本を読んでメジャーリーグの知識を養ってきましたがこの向井氏の本は別格におもしろいです。
そして我々メンバーはメールで連絡を取り合ってるうちに何の申し合わせも無く皆が向井氏の本を読んでることが発覚、つまりみんな向井氏のことが気になっていたことがわかり一気に私の妄想が膨らみます。
ひょっとして呼んだら来るんじゃねえのか?)
我々はたまに集まってお酒を飲んでメジャーリーグのことやアメリカの話しをしているのですがそこに誘えば向井氏が来てくれるのではないか?と勝手な想像をし始めたのです。
当時まだ向井氏は現役のお医者様、そう暇なわけもありませんしそんな誘いに簡単に来て頂ける身分の方でもありません。
しかし「オークランドでの奇跡」を見てきた私は妙にポジティブな脳みそになっており
やってみなけりゃわからねえじゃん…)
的な発想で行動に出ます。
そして…