ナショナルズ・パーク

今回の遠征先最後の訪問となる球場です。

２００４年にモントリオールから移転してきたチームで名前も「ナショナルズ」として新たに出発した球団です。

残念ながらチームが地域に定着しているとは言いがたく観客動員数にかんしても伸び悩んでる様子。

何だか将来のA'sを見てるようで怖い…

さて最寄の駅から降りるとすぐ目の前に球場が現れます。

わかりづらい場所にあると思ったので目の前に出てきてほっとしました。

ただ周りは何も無い…けど開発されてないだけで町も近いしチームが強くなり人が集まれば賑やかになりそうな場所です。

さーて今日の目的は…カージナルスの打撃コーチ、マーク・マグワイアのサイン。

A'sの帽子とMATSUILANDのシャツを着てA's色を出しながらダグアウト近くまで行きます。

どの球場もチケットがないとあまりダグアウトやサインのもらる位置に行けませんがこの球場はそういった制限が一番ゆるかった。

試合開始直前までいてもその席の人間がどいてくれと言うまではいても何も言われませんでした。

しかしこの日の敵も雨です…。

サインをもらえる絶好のタイミングも雨で流されてしまいます。

もう…ーー；）

打撃練習もやりませんからボールも取れません。

試合内容もどうでもいいので後は球場内を散策するだけ。

ぐるっと１周り２階、３階へと移動。

同じ会社が造ったのかメッツやフィリーズと同じ感じもしますがセンター後方には大人が楽しめるビーチをイメージしたバーがあったり外野席も一種類だけでなくテラスと一体になっていたりビジター、ホームのブルペンの位置が左右異なった場所に設置されていたりいろいろ工夫されたつくりのようです。

試合そっちのけで歩いているとカージナルス主砲のプホールズに一発が出ます。

今日の席はレフト外野席だったのでホームランを取れる可能性があるのをすっかり忘れていました。

まあボールが飛んできたのはブルペンだったので誰も取れなかったのですがそのあとバークマンにもホームランが出ます。

しかしこれまたブルペンへ。

「おいおい、ファンサービスのためにもスタンドへ放り込めよ…それにしてもバークマン凄えなあ、今年は」

去年途中でヤンキースに移籍してから全く打てなかったバークマン。

カージナルスに移籍して今年はすさまじい勢いで打っています。

これにホリデーもいますからカージナルス打線は強力です。

さて残念ですがこの日は特別何も起こりませんでした。

最後に名物「チリ・ドッグ」を食べて７回のセブンス・イニング・ストレッチを聞いてから帰りました。

この球場もなかなか見やすくていい球場でした。

何を聞いてもみんな丁寧に答えてくれるし。

また来たいとは思うけどまずは他が優先かな…。

数年後ストラスバーグやブライス・ハーパーという全米で注目されてる選手達が出てきて強豪になっていることを祈るのみです。

そうすればA'sにも明るい何かを残してくれそうな気がしますから。