ヤンキース黒田への複雑な思い
オークランドで今日は試合がありません。
しかし明日からはヤンキースとの3連戦が始まります。
こないだもA'sのラジオパーソナリティーが言ってました。
「みんな!今週末はヤンキースが来るぞ!ヤンキースはアメリカの全てのスポーツチームの歴史において一番アメリカを象徴するスポーツチームで偉大なんだ!このチームは特別なんだ!俺はこのチームがオークランドに来ることを歓迎するぜ!どの街もヤンキースが来るだけでお祭り騒ぎになるんだ!!!)
その通りです…
私もそう思います。
日本球界でいう「巨〇」とは勘違いしてもらいたくないほどのあらゆる大きな存在としての「象徴」を兼ね備えているのがニューヨーク・ヤンキースというチームです。
さて今年のヤンキースですがすでにご存知の方が多いかと思いますがいろんな出来事が起きています。
マリナーズの有望株ピッチャーピネダの加入
(それにともなってヤンキースの有望株のヘスス・モンテッロがマリナーズへ)
今シーズン限りでの引退を表明していた守護神マリアーノ・リベラが膝の十字靭帯を断裂し今季絶望。
引退していたアンディー・ペティートの復活。
そして…
私の中で一番のサプライズでした…
黒田投手がピンストライプのユニフォームに袖を通したこと...
…
しかし正直今だに違和感を感じます。
(あなたの精神は弱いチームにいながら強いチームに立ち向かうではなかったか?
カープを選んだのは親父さんの影響もあったのだろうが弱いカープで日本一を勝ち取りたかったからではないのか?
ドジャーズを選んだのも名門でありながら低迷してるドジャーズを優勝に導きたかったからではないのか?
あなたの事情を知らない無責任な単なる一ファンである私が言うのも何ですが…
あなたは弱者なチームの希望の星ではなかったのか???
…
わかってます
…
誰がそんなことを言った?
勝手な想像で話をするなと…
だけどね…
(私がそう思ったのは本当に単なる思い違いですか???)
彼が3年というドジャースとの契約が終わったのに広島カープへ戻らなかったことに怒りを感じてるわけではありません。
恨みもありません。
約束を守らんかったと足上げを取るわけでもありません。
だけど…ねっ
だけどさ…
ヤンキースは無かったんじゃねえのか???
正直契約合意の記事を見た時にはそう思いましたし今も何か釈然としないものがあります。
(なぜにヤンキースだったのか…)
「ヤンキースはアメリカでも特別なチームです。日本で俺たちは特別なチームとほざいているオレンジと黒のチームとは天と地とも、いやそれ以上の差があるほど格の違うチームなんです…そこでプレーすることが僕の財産と思いました」
とそれぐらい言ってもらえれば少しはこちらの気持ちも落ち着くものだったのですがね。
私がアメリカに来てまで応援するその思いはカープ魂そのものを反映してると考えて下さい。
(今のカープではないです。昔の古き良きカープの時代に養われたオールドカープ魂です)
その魂は去年までルイス、黒田両選手に注がれていたものですが…
今年はルイス「8」に対して黒田選手は「2」ぐらいか…
今も悩んでます。
どんな形で当日応援しようか。
それでもこの3連戦、特に日曜日は黒田投手がオークランドで初めて投げるということは私にとっても特別な日になることでしょう。
しかし…
ルーキー時代の古巣のチームで見放されたにも関わらず異国で花開き再びルーキーイヤーを過ごしたチームに帰ってきて弱小チームの投手陣の主力となり2年連続ワールドシリーズに出場したコルビー・ルイス。
それに対してメジャー最後の挑戦とは言え憎きメジャーの帝国ヤンキースに、金にまみれたスーパースターの揃った選手たちに混じり少しでも楽に…いや失礼…優勝できる可能性が一番高いチームに移籍しチャンピオンリングを求めにきた黒田博樹。
私の中で同等だったはずの2人に今は大きな差が出てますが黒田選手を非難するには稚拙すぎる理由です。
そんな感情が少しでも心にあるにしてもやはり黒田選手には頑張ってもらいたい。
だからこの日曜日での登板でお願いしたい。
A'sからパーフェクト、もしくはノーヒット・ノーランを達成してくれ。
それがだめなら…
早々にノックアウトを喰らってくれ!!!
黒田さんよ!
コロシアムで会おう!!
で、
やはり夜は…
あのラーメン屋なのかい???^^;)