JULY 4th 前日 その1 〜アレックス・オチョア〜

レッドソックスとの第2戦目の前です。

紹介し忘れましたがこのレッドソックスには日本に関係のある方が2名います。

一人はご存知監督のボビー・バレンタイン、ロッテでも2度監督を務めました。

もう一人は中日、広島でプレーしたアレックス・オチョアという選手で今はファーストベース・コーチをしています。

彼のことは正直よく知りませんでした。

中日時代は打撃も守備も結構良かったことそして一度アメリカに帰ってから広島カープに呼ばれたことぐらい。

実は当時というかカープの川口、金本、江藤といった選手たちが次々とFAで出ていきカープが弱体化、強いチームと弱いチームがはっきりしだしてから私のプロ野球への興味が薄れ試合をあまり見なくなっていた時期がありました。

なので改めて彼のことを調べてみるといろいろおもしろいことがわかりました。

3つほどあげると1つ目はケビン・ミラーという当時バリバリのメジャーリーガーを中日が獲得(正式契約)したのにレッドソックスメジャーリーグ選手会のわがままで契約無効にされレッドソックスと契約したという何とも信じがたい事件があったのですがその代役で獲得された選手であったこと。

(この事件はひどかったなあ…ルールは中日が完全に正しかったのにメジャーの選手会は日本でのメジャー開幕戦、マリナーズ対アスレチック戦に選手を派遣しないと脅しをかけてきたんだよな…)

2つ目は2002年のワールドシリーズでエンジェルスの一員としてチャンピオンリングを獲得していたこと。

(これは知らなかったなあ…)

さらにこの時相手のジャイアンツにいた新庄選手は優勝が決まる試合の最後のバッターであり日本でアレックスはその新庄選手のいた日本ハム日本シリーズで破れその時の最後の打者がアレックスだったこと。

(かあ〜これもおもしろい因縁だな^^;)

3つ目はメジャーリーグと日本プロ野球サイクルヒットを打ってるのは彼だけであること。

(へえ〜凄いじゃん^^;)

知らなかったことを次々と知ってうれしくなりました。

ということで広島カープにも在籍していたアレックス。

例のごとくカープの旗に激励の意味を込めてサインを頂きました。

こないだもらったジョー古河さんの上に当時の背番号「43」も書いてくれました。

そして日本のカードにも1枚お願いしました

がせっかくサインしてもらったのにカードの表面が日本製のはいい素材を使っているのかインクをはじいてしまい擦れたようなサインになってしまいました。

念のため表面を拭いたりして余分なコーティングを取り除いたつもりでしたが残念ながら意味がありませんでした><)

けどサインを終えた後こちらが日本語でありがとうというと笑顔で「ドウイタシマシテ!」と返してくれました。

(おっ!いいヤツじゃん^^、昨日のボビーとはえらい違いだぞーー;)

そのボビーも後からダグアウトに戻ってきましたが昨日の敗戦で機嫌が悪かったのか誰にもサインをせずにベンチ裏に消えていきました。

というか苛立った雰囲気を出していたので誰も声を掛けなかったというべきか。

(ボビーよ、どう見ても苛立ちオーラが出すぎてるぞーー;)

まっ、知ーらねっと。

アレックスありがとうね^^)

やっぱりサインは貰うだけではなくちょっとしたコミュニケーションを通して選手と触れ合うのが最高なんだと改めて思いました。